神社参拝で、鈴を鳴らす人が多いのですが、鈴は必ず必要というわけではありません。
伊勢神宮や熱田神宮など有力な神社・神宮には鈴がありません。

香取神宮
近江八幡市にある日牟禮八幡宮に掲載されている、参拝の作法を見てみると、

鈴を鳴らすということは書いていませんね。
鈴を鳴らすのは、「神様に参拝者が来たことをお知らせするという意味」と説明する人が多い(宮司さんが言っていることもあります)のですが、上記の説明を見ると、お知らせするということが必要ないということがわかります。
神様はお見通しなので、いちいちお知らせする必要はありません。
鈴を鳴らすというのは、参拝者の清めということです。
つまり、参拝者を清めるために鈴を鳴らすということになります。
拝殿に鈴がある場合、鳴らす/鳴らさないは、参拝する人が決めて良いということです。


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