以下は、2009年1月24日に発行した、「2009年を展望する 天体の動きから読み取る一年」からの抜粋です。
年初の時点で、今年の夏は倒産などの大きな社会変化が起きることを見通しています。
※2009年07月22日 08時58分~14時12分 東南アジア、ハワイ
この日食は、日本全域で見ることができ、種子島南部から奄美大島北部の間と、トカラ(吐?喇)列島(鹿児島県十島村)では皆既日食、他の地域では部分日食として、見ることができる。
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEplot/SEplot2001/SE2009Jul22T.GIF
1月26日の日食と合わせて観ると、ちょうど地球を輪切りにするような形でいずれも赤道に一部掛かるような形で、日食の中心ラインが引かれる。2008年では、南極と北極という地球の極に対して影響してものに対して、今年の二つの日食は、赤道面で地球を二つに分割するようなエネルギーの働きになる。
この日食を解釈すると、2008年の「根底的な変化、転換。思いもよらないような変化」の継続として、2009年は「分離、再構成」がキーワードになります。
(1)社会構造的な分離・再構成
社会の構造が時代に合わなくなってくるため、構成要素を一度分離して、再構成することで、社会構造を時代に合ったものに変更して行くことになります。
なので、会社や社会、組織の再構成(本来の意味での、リ・ストラクチャリング)が行われるようになります。それに抵抗することは、長い目で見て時代に適合しなくなるということです。
社会的な再構成の圧力が高まるため、労働者側も経営者側も含めて、再構成・倒産・一時的な失業は増加します。しかし、それは新しい時代に向けた流れの中で起きることであり、それを避けることではなく、前向きに受け入れることが大切です。
なので、「倒産や失業=負け組」といった近視眼的な見方では、判断を間違うことになってしまいます。言い換えるなら、再構成・倒産・一時的な失業は、「次の時代に適応するためのチャンス」なのです。
(2)スピリチュアルな分離・再構成
20世紀の百年は、いわば科学と物質を追求した100年でした。しかし、それもそろそろ転換点に来ています。人は、科学と物質の為に生きているのではなく、自分自身の生きる意味、ひいては幸せのために生きているのですが、科学と物質はその助けにはなりますが、答えを完全に与えてくれるわけではありません。
現代という時代は、スピリチュアルな事柄から、分離してしまっている時代とも言えます。新しい時代においては、科学と物質とスピリチュアルのバランスを取ることが必要になってきます。そういった意味での人々の意識の再構成が始まる時期でもあります。これは、分離から再構成を経て、統合にいたる道になります。
その流れに、乗ることができる人と、乗ることができない人。そのどちらかの流れに入ることになります。そういった流れという意味においては、この二者は交わることが出来ず、分離が始まります。しかし、いずれは統合されて行きますが、今後しばらくの間、この二者の対立はむしろ悪化するように見えるでしょう。
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