平安期の富士山と出雲大社についてまとめた記事があります。
この記事を書くきっかけとなったのがこちらの本です。
書名: ネイティブ・タイム―先住民の目で見た母なる島々の歴史
著者: 北山 耕平
単行本: 925ページ
価格: ¥ 5,040
出版社: 地湧社
ISBN-10: 4885031583
ISBN-13: 978-4885031588
発売日: 2001/02
商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 5.4 cm
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4885031583
全925ページ、厚みが5.4cmもある本なので、最初から最後まで読み通す本ではなく、百科事典のように、自分に必要な部分を読む本です。
なので、誰にでも勧められる本ということではないです。安くないので、書店で手に取ってから、購入するか決めた方が良いです。
この本は、各時代ごとに、歴史の事実関係を詳細に調べるのではなく、歴史の背景や歴史の空気を知りたいときに読む本です。
なので、歴史的な事実関係については、他の歴史書とくらべると差異があることがありますが、そういったことがこの本の価値を下げることにはなりません。
日本という国が、その時々で、どのように動いてきたのかを知るために、読むことで、その時代の中に自分が入って、それを味わう本です。
そもそも、上記の記事(都が京都にあると、富士山が噴火する)を書くきっかけは、平安期においては、何があって、人は何を考えていたのかを知りたくて読み始めたら、そこに富士山の噴火と出雲大社の倒壊ということが何度も出てきたのが、きっかけとなり、色々と調べてみた結果があの記事になったということです。
時代背景については、他に色々を気が付いたことがあるのですが、そこまで盛り込むと、逆に焦点がぼやけてしまうので、富士山と出雲大社に焦点を合わせた結果があの記事になります。
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