自分に、大きな出来事が起きた時、「出来事(起きたこと)には、きっと意味がある」という考え方をする人が沢山います。そうして、意味を探す心の旅に出る人もいます。
しかし、多くの場合この旅はなかなか終わりません。その間ずっと苦しみを抱えたままの人もいます。
意味というのは、出来事を受け取った人ごとに異なっています。その人が自分なりの解釈で、出来事に意味を付けているのであって、元から意味があるわけではありません。つまり、意味を探す心の旅というのは、意味を探しているのではなく、自分なりに納得したいだけなのです。
出来事というのは、ただ起きるのであって、常に中立です。
あなたにできることは、その出来事から、何を受け取るのかを決めるということだけです。
何を受け取るのかは、あなた次第です。
出来事から何かを受け取ることが出来るというのは、出来事には価値があるということです。
ポジティブに受け取るのか、ネガティブに受け取るのか、あるいは、ただニュートラルに受け取ることもできます。
どう受け取るのかはあなた次第です。
出来事は常に中立だから、どのような受け取り方もできます。
災い転じて福となすという言葉がありますが、ネガティブな出来事だと思っていたことが、ポジティブに転換できるということを表しています。
転換できるというのは、そもそも出来事が中立だからであり、受け取り方としてポジティブ・ネガティブのどちらにできるということです。
出来事の意味を探すのではなく、出来事から何を受け取るのかを決めることが大切です。
コメント
八雲さんのセミナーに参加してから、目の前に起きている事柄と学びに対するシンクロニシティーが起きていていることに気がつき始めています。
「出来事に意味というものは、そもそも存在しません。出来事というのは、ただ起きるのであって、常に中立です。」という言葉は今の私にとって最大のヒントになりました。
ありがとうございますm(_ _)m
「災い」にたいしても結果的に福となしているにもかかわらず、自分が抱えた感情のやりばを解消したいという思いを引きずってしまう自分がいつもいましたが、おかげさまで解消出来ました。
> TWo Moon さん
出来事を中立的に捉えることができると、それまで見えなかったものが見えてきますね。