憑きやすい人という言葉がありますが、この言葉を言われた場合は注意が必要です。
●現象を言っているだけ
憑きやすいというのは、現象を言っているだけで、原因などについては何も言ってません。ましてや対策などに関する情報は皆無です。
スピリチュアルに関する正確な知識がないと、「私って憑きやすい」となって不安になることが多いです。
正確には、「憑きやすい人」というのは、様々な理由で「断ち切ることが難しい人」のことで、そういう人が憑きやすいという言われ方をされることになります。
霊能者やアマチュアの見える人たちの場合、そういう背景を知らずに現象だけ見て、憑きやすいと言ってる場合も良くあるので、注意が必要です。
●普通の人間関係で考えてみる
霊的な存在も、以前は人間だったりすることの方が多いので、普通の人間関係で考えてみます。
人間関係を(意識的にせよ、無意識的にせよ)とても重視している人の場合、ある人との縁を断ち切るということが大変難しいというケースが良くあります。
断ち切りたいとは思うけど、向こうから声が掛かるとつい応じてしまうという人の場合です。
相手の人が良い人ならばそれも良いのですが、相手の人が悪意を持っていたり、よからぬ考えを持っているような場合で、その人との縁を断ち切れない場合は、その人に付きまとわれることになることがあります。
それでも、人との関係を大切にしすぎている場合は、断ち切れません。
この相手が、肉体を持っていない霊的な存在である場合、憑きやすい人になってしまうことになります。
●肉体を持っているどうかに関わらず
つまり、「憑きやすい人」というのは、「相手との関係を断ち切れない人」ということです。
その場合、相手が肉体を持っている人間であるか、肉体を持たない霊的な存在であるかどうかは、関係がありません。
相手が、良い存在なのか、そうでないのかも、関係がありません。
悪い人たちとの縁を断ち切れないという人は世の中に沢山います。
憑きやすい人に起きているのは、そういった霊的な存在に付きまとわれるということです。
自分にとって、付き合う必要がない存在とは、すっぱりと縁を切るという意識を保ち続けることが、憑きやすい人から脱却するためには必要なことです。
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