ウレタンマスクはウィルス防止効果がない

コロナウィルス

「マスクをしていたのに感染した」という事実があるから、マスクは意味がないという人がいますが、間違ってます。
どんなマスクを、どのように装着して、どういう環境だったのかを全て調べた上で言わないと意味がありません。

どんなマスクを使っていたのか、について書きます。

一般的には、
(1)不織布マスク
(2)布マスク(ガーゼ)
(3)ウレタンマスク(ポリウレタン)
の三つが良く使用されています。

防止効果比較

この三種類のマスクの飛沫防止効果を調べた記事があり、そこから数字をひろってグラフにしてみました。

グラフのバーが高いほど防止効果が高くなります。
花粉のサイズは、20~40μmですが、上記の実験ではウィルスが対象なのでそこまで大きいサイズは対象になっていません。

このグラフを見ればどれが効果的で、どれが効果が無いのかは一目瞭然ですね。

ウレタンマスク

ウレタンマスク(ポリウレタン)は呼吸がしやすいということで若い人を中心として人気がありますが、防止できるのは花粉ぐらいで、それより小さなウィルス飛沫に対してはほとんど効果がないことになります。

ウレタンマスクを単独で使っていたら、マスクをしていても感染する可能性が高いです。

布マスク

布マスクは効果がないわけじゃないけれども防止効果は高くないので、濃厚接触などの場合はマスクをしていても感染する可能性があります。

不織布マスク

それに対して不織布マスクは防止効果が高いことが良くわかります。

ただ、不織布といっても様々な種類があり、上記のグラフほどの防止効果がないものも良くあります。

こちらの記事に書いていますが、

マスクの性能:BFE 99%だけではウィルス飛沫を防げない
こちらの記事で、性能表示が重要であることを書いていますが、 最近はマスクを選んで買うことが出来るようになってきたので、性能表示についてもう少し詳しく書いておきます。 ●BFE 99%だけでは新型コロナウィルスに対応していない 街中で売られて...

マスクの性能をきちんと確認してから購入する必要があり、BFE、PFE、VFEで99%以上のものを買うことが大切ですね。

【データ引用元】
実験で新事実「ウレタンマスク」の本当のヤバさ
ウイルス専門家、西村秀一医師が徹底検証
https://toyokeizai.net/articles/-/409607

PS.
写真は、ねじれ猫。
暑くなってくると涼をとるためなのか、時々こんな姿勢をしばらく続けることがあります。
夏の風物詩ですね(^^♪

コメント

  1. 名古屋のよしこ より:

    八雲様

    毎日チェックさせていただいております。
    マスクの種類による有効性の違いについては、コロナ感染拡大初期にも取り上げていただいており、大変参考になりました。必ずVFE,BFE,PFEと、カケンマークを確認して購入してイアス。もちろん今のところ感染はしていません。ありがとうございます。

  2. 八雲 より:

    > 名古屋のよしこさん

    参考になって、何よりです(^^♪

    最近良かったマスクに、帝人のマスクがあります。
    帝人は知ってる人が少ないけど、繊維・素材では一流企業です。
    その辺知ってたから、ホームセンターで売っていた時に箱買いしてみたら、通気性が良くて99%以上ブロックのマスクでした。
    マスクは相性もあるので、誰にでも良いとは言えないけど、試してみる価値はあります。

    TEIJIN 帝人フロンティア 不織布 マスク
    https://www.amazon.co.jp/dp/B08B3VB8KN/

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