新年遠隔セッション(まとめ2)

遠隔ヒーリング

新年遠隔セッションへの参加ありがとうございました。

最終日は、前半15分と後半15分に分かれて、前半は、慈悲のエネルギー。後半は、空のエネルギーになっていました。
また、最終日のセッションは、これまでの5日間も含めた、セッション全体のまとめのセッションでもありました。

◆ 前半:慈悲 ◆
慈悲は一般に「優しさと思いやり」という意味で説明されますが、慈悲の語源はパーリー語であり、それを中国語の漢字(漢語)に翻訳したものが、そのまま日本に輸入されています。日本における漢字の意味と中国における漢字の意味の違いから、漢字だけを見ると意味が分かりにくくなっています。
metta:慈:いつくしみ・やさしさ
karuna:悲:情け深い・思いやり
これは人が持っている自然な姿であり、自然と発揮されるものです。慈悲を意図して発揮することはできません。ただし、自然と発揮されるのは、全てが一つ(ワンネス)であるということが、深く理解されている場合です。

あなたと私が、根底では一体であることを深く理解していると、自然と相手に対する優しさや思いやりが発揮されます。これは、親子の愛情で考えると分りやすいのですが、一般的に親は子供に対して、強い一体感を持っているため、子供に対して自然と優しさや思いやりが出てきます。親が子を大切に思うように、他人に対しても強い一体感を持っている時、人は自然と慈悲が発揮されます。

つまり、全てが一つ(ワンネス)であるということを深く理解すると、人は自然と優しさと思いやりが出て来るということです。前半のエネルギーは、この人本来の「優しさと思いやり」のエネルギーであり、「新しい私」の基点が慈悲です。

◆ 後半:空 ◆
空(くう)については、四日目のセッション解説でも述べていますが、「空は全てを生み出す源」です。
人の根源は空であり、空でなかったこともなければ、空から外れたこともありません。常に私たちは空で、空から生み出された見かけ上の物質世界が色です。
人は常に空なのです。
空には時間が無いがゆえに、始まりも終わりもなく、永遠に存在し続けます。
空から生み出された物質世界という色(しき)の世界は、人の根源の姿を現しているわけではなく、仮の姿が見かけとして現れているだけです。

人はただ一人の例外もなく、永遠の存在であり、全てを生み出す空であるから、無限の豊かさを持っているということです。

新しい私に向かう時、これを深く理解して前に進むのか、あるいは、人は小さな有限の時間の存在であると思い込んで前に進むのか、どちらがより自由で豊かに人生を進んで行けるのかは、明白です。
これは、信じるかどうかという問題ではありません。あなたは常に空と共に人生を進んでいるのですから、それを深く理解するかどうかということです。

(完)

コメント

  1. sumie より:

    たいへん遅くなりましたが春分の遠隔セッションを前に前回の遠隔セッションからのまとめ的な報告をさせていただきます。
    冬至からクリスマスの1ヶ月遅れでのセッションになりましたが、その間の自分の変化の流れから結果的に非常にベストなタイミングとなりました。
    エネルギー的な感想としては、以前の遠隔セッションではどこか宇宙的なところへ引き上げられるような感覚のものが多かったのですが、秋分のセッションでは自分の海溝のような深淵に潜るような感じから、冬至のセッションではただ閑かで深い自分と共にある感じでした。
    またこのセッションのあと1ヶ月程かけて古いエネルギーの絞り出しが穏やかに続き、その後先日の日食までに自分が既に変わっていることに気がついてくるような日々でした。
    そしてちょうどこの春分のセッションを前にやっと本来の自分を取り戻して生きていることを実感しているところです。
    春分のセッションの記事にありましたが、ここまでが準備期間だったということが理解出来ます。
    このような流れでまさにベストなタイミングで春分のセッションを迎える事が出来るので、今回も非常に楽しみにしています。
    春分に遠隔セッション、よろしくお願いします。

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