台風16号が東海ー関東を通過する可能性

地震・気象

強い台風16号が東海ー関東を通過する可能性があります。

関東に達する頃には、勢力は弱くなっていると思われますが、広い範囲の雨雲を引き連れているので降雨による被害が今後発生する可能性があります。

米軍合同台風警報センター(JTWC)の台風情報の予想進路図を引用します。

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予報では、紀伊水道を通過するのが21日3時頃、関東地方に達するのは21日深夜頃になります。

JTWCの表記(リンク)では、台風18号(TYPHOON 18W)となっていますが、これは日本の気象庁とアメリカのJTWCでは、熱帯性低気圧から台風になったと判断する基準が少し異なるからです。そのため、海外の気象データを見る時は、台風の号数ではなく台風の名称(16号=MALAKAS)の方を見ることが必要です。

台風の名称については、気象庁のこちらのページに開設があります。

台風の番号の付け方と命名の方法
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

図の見方:
網が掛かっているのが、予想される強風域、赤い円は暴風域を表します。
引き出し線の先にある数字の読み方は、
ー02/00Z → -日付/時刻(UTC)
左が日付、右が時刻になりますが、ZはUTC(協定世界時)であることを表しているので、日本時間にするには、+9時間する必要があります。

米軍合同台風警報センター
Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
https://metoc.ndbc.noaa.gov/JTWC/(英語)

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