立春
2月4日(日)は立春になります。
立春は二十四節気に定められている春の始まりとなっています。
でも、2月3日(土)の関東はかなり冷え込んでいるし、週明けに雪が降るという予報もあり、とても春とは思えません。
二十四節気で定められている季節と実感には差があります。
私たちが春を感じるのは菜の花が咲き始める頃で、3月初旬から半ばごろになります。
二十四節気の起源
二十四節気は中国の春秋戦国時代ごろに作られたもので、それが定められた地域は、黄河流域の中原、現在の河南省あたりになります。
中原の大陸性の季節感を基に二十四節気が作られています。
そのため、中原から2000km以上離れ、海に囲まれた日本列島の東京の季節感とは異なります。
中国で作られた二十四節気をほとんどそのまま日本に持ち込んでいるので、季節感にずれがあるのも当然です。
立春は日本ではまだ冬の季節です。
二十四節気は暦
二十四節気は夏至や冬至などの天体現象を取り込んでいるので、暦(カレンダー)を作る上で基本となる考え方になります。
そのため、日本でも使われるようになりましたが、季節感はずれたままになります。
日本では、二十四節気はこれから来る季節を表していると考えた方が実態に即したものになります。
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中国の白地図はこちらのものを使いました
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