マスクは性能表示を見て買う

コロナウィルス

マスクの性能表示

いろいろなマスクが売られていますが、そろそろ選んで買うことが出来るようになってきたので、マスクを買うときに気にしておきたいことがあります。

それは、マスクの性能表示です。

花粉粒子捕集(ろ過)試験

BFE : Bacterial Filtration Efficiency
バクテリア飛沫捕集試験

VFE:Viral Filtration Efficiency
ウイルス飛沫捕集試験

PFE:Particle Filtration Efficiency
微小粒子捕集試験

これらの性能表示で、99%となっているものが安心です。

ただし、99%と言っても、ウィルスそのものを通さないのではなく、飛沫を通さないものであり、感染を完全に防止するものではありません。

不織布のマスクは、三層構造となっており、真ん中にメルトブローン不織布をサンドイッチしたような構造になっており、このメルトブローン不織布の性能がカギになります。

マスク性能の試験機関

日本では、一般財団法人カケンテストセンターが代表的な試験機関で、こちらで試験したものは「(一財)カケンテストセンター実施/測定」という表記があります。(表記していないケースもあるようです)
米国の試験機関としては、米国ネルソン研究所があります。

中国で最近生産開始したものは、カケンテストセンターの試験を受けていないものが多いようです。中国国内の試験機関について調べてみたのですが中国語の情報しかないようで詳細は不明です。必ずしも品質が悪いというわけではないと思いますが、日本の試験機関で試験済みの物のほうが安心ですね。

カケンテストセンターのそれぞれの試験のリンクを貼っておきます。

花粉粒子捕集(ろ過)試験
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/144

BFE : バクテリア飛沫捕集試験
VFE:ウイルス飛沫捕集試験
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/34

PFE:微小粒子捕集試験
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/98

(追記)

マスクの性能:BFE 99%だけではウィルス飛沫を防げない
こちらの記事で、性能表示が重要であることを書いていますが、 最近はマスクを選んで買うことが出来るようになってきたので、性能表示についてもう少し詳しく書いておきます。 ●BFE 99%だけでは新型コロナウィルスに対応していない 街中で売られて...

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