通信ネットワーク障害をゼロにすることはできない

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携帯はガラケーからスマートフォンの時代になって、しばらくたちます。
生活における様々な機能をスマートフォンに集約している人もいるかと思います。

以下は、KDDI向け通信ネットワーク設備の開発エンジニアだった経験から書いています

障害をゼロにはできない

スマートフォンの通信ネットワークの障害というのは気が付きにくいですが、常に起きているのが現実です。
様々な原因で発生する、ネットワーク障害をゼロにすることは不可能です。

このあたりは、通信ネットワークの技術を知らない人には少しわかりにくいかもしれません。例えていうなら、自動車事故は様々な原因で起きるため、事故をゼロにはできないというのとよく似ています。

みなさんが思っている/感じている以上に、日常的に通信ネットワークの障害は発生しています。

ただ、通常の障害であれば、バックアップ設備やバックアップ回線へ自動的に切替わるので、障害に気が付くのはまれです。

しかし障害が連鎖することで長時間の障害になってしまう可能性が常にあります。
大規模障害のほとんどは想定外の障害の連鎖によって起きています。

生活のすべてをスマートフォンに頼るのは危険

スマートフォンには、様々なサービスが出てきており、iPhoneだとapple pay、auだとau pay、Mobile SUICA/PASMOなどのスマートフォンが正常に使えることを前提にした支払いの仕組みが色々と出てきています。
生活中の支払いをすべてスマートフォンにすることも可能になってきましたが、すべてをスマートフォンに頼ると、通信ネットワーク障害が起きたら、全ての支払いが止まってしまいます。

複数の手段を用意すること

ネットワーク障害でスマートフォンが使えなくなる状況を想定しておくことはとても重要です。

スマートフォンが使えない状態でも大丈夫なように、以下のように複数の手段を用意することも解決策の一つです。

(1)クレジットカードやSUICA/PASMO
スマートフォンでの支払いサービスを使うにしても、一部のみとして全部をスマートフォンに切り替えしない。
プラスチックカードでの支払いができる手段を必ず残す。

(2)現金を常に持ち歩く
さらにクレジットカードの回線障害の場合に備えて、数万円程度の現金を常に持ち歩く。

複数の手段を用意していれば、通常であれば支払いができなくなるということはありません。

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