第七波は感染者数は多いが、重症者数は少ないという、これまでの第六波までとは異なる様相になっています。
新規感染者数、重症者数共に減少方向にあります。行動制限のない夏休みの影響は少ないようで、今後も減少方向に進むことが予想されています。
「厚生労働省の 新型コロナウイルス感染症オープンデータ(リンク)」を元に、重症者数のカウントが始まった2020年5月9日から2022年9月15日までのグラフを作成しました。 全体数の把握は十分ではないため参考値になること。死者数は高齢者などコロナが直接の原因とはいえないものまでカウントされていることなどから見て、重症者数がもっとも現状把握に適している数値と考えています。 |
青棒:新規感染者数
橙線:重症者数
新たな変異株も登場しているので、今後の推移については慎重に見ていく必要があります。
重症化率も依然として低い。
青棒:新規感染者数
赤線:累積の重症者数/新規感染者数=重症化率
【これまでの変異株の推移】
武漢系:当初
欧州系 B.1.1:第1波
欧州系 B.1.1.284など:第2波
欧州系 B.1.1.214など:第3波
アルファ株 B.1.1.7:第4波 ・・・ WHOによる命名開始
ベータ株 B.1.351
ガンマ株 P.1
デルタ株 B.1.617.2:第5波
オミクロン株 BA.1, BA.2:第6波
オミクロン株 BA.5:第7波
オミクロン株 BA.2.75、BA.4、BA.4.6
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