●持込準備
仕事では、申し込みメールを紙にプリントして、遠隔ヒーリング・代理参拝などを行っています。それらの紙文書は、一度使ったら二度と使わないようにして、機密保持を行っています。
紙文書の機密保持としては、シュレッダー処理と文書溶解処理の二つがあります。
文書が数枚の場合は、自宅のシュレッダーに掛けてミリ単位の短冊にして処理していましたが、枚数が多いと大変なので、最近は溶解処理に出しています。
溶解処理に出す場合は、一緒に廃棄しても良い段ボール箱に紙を詰めておきます。
前回は2021年に出したので、今回2年分の溶解処理する文書がこちら。
これを、自分の車で王子製紙の江戸川工場に持ち込んで溶解処理します。
●王子製紙江戸川工場
工場の場所はこちら:
機密文書処理は北門から入ります。(Googlemapではなぜか裏門と表記)
地図に王子斎藤紙業のマークがありますが、こちらが事務所になります。
工場構内は、安全のために最高速度20Km/h、走行できるルートも決まっています。
●手続き
到着すると、まず駐車場に車を止めて、事務所で手続きします。
工場持ち込みは三回目なので手続きは知っているのですが、工場内の処理手続きの説明資料が配布されるようになりました。
事務所の前に、先行のトラックが止まっているところです。
トラックが止まっているところは、トラックの重量測定をするトラックスケールで、文書を積んでいる状態で重量を測定し、その後文書を下ろした状態で再度重量を測定し、その差が処理した文書の重量になります。
ということで、トラックスケールに乗って重量を測定します。
●熔解処理
その後、ゲートに進みます。
ゲートは通常閉まっており、一度に一台だけゲートを通ることができます。そうすることで、他の車と同時にゲートの内側には入れないようにしてセキュリティを確保しています。
ゲートを入ると、斜め右前に文書溶解処理を行う建物があります。この建物にはシャッターがあり、建物内に入れる車は一度に一台だけとなっており、二重のセキュリティになっています。
建物に入り、段ボール箱のままベルトコンベアに文書を下ろします。
このベルトコンベアは、溶解処理をするタンクに直結しており、誰も段ボール箱に入った文書を見ることなく、溶解されていくので文書セキュリテイが保持されています。
文書を下ろしたら、建物の反対側のシャッターを出て構内を周り、
●精算処理
トラックスケールに再度乗って計測し、清算して終了です。
熔解処理証明書が発行されます。
今回、溶解処理した重量は20Kgでした。
持ち込みの場合の溶解処理の料金は、20Kgで110円(税込み)です。
セキュリティ対策もしっかりした上で110円と安いのは、王子製紙として再生紙を作る原料の仕入れになるからです。
【サービスの詳細】
機密書類溶解処理サービス
https://www.ojimateria.co.jp/service/confidential_paper_recycle/index.html
【申込先】
文書溶解の申込先は、王子製紙の子会社である、王子斎藤紙業株式会社になります。
古紙・機密書類の回収・溶解・リサイクル – 王子斎藤紙業株式会社
https://www.ojisaitoushigyo.co.jp/
【参考】
トラックスケールとは | 鎌長製衡株式会社
http://www.kamacho.co.jp/about_truckscale/
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