※最新版のPhotoshop CC (ver 19.1)のダイアログに更新しました(2018/5/9)
デジカメで夜景を撮影していると、緑かぶりすることがあります。
これは、照明が水銀灯になっている場合で、水銀灯は一見すると白色光ですが、自然光に比べると、スペクトル的にはかなり偏った光を発しているため、デジカメで撮影すると緑かぶりしてしまうことがあります。
こちらが、典型的な緑かぶりの写真です。
デジカメによっては、水銀灯のホワイトバランスに対応しているものもありますが、高級なデジカメでも、対応できていないものもあります。このあたりは撮影素子の特性にもよるので、難しいところです。
デジカメにホワイトバランス補正機能を搭載しているものもありますが、撮影素子の特性の関係でカメラ側では補正しきれないこともあります。
これはPhotoshopの色相・彩度でレタッチ(補正)することが可能です。
色相・彩度は、Photoshopのメニューで、
イメージ > 色調補正 > 色相・彩度
になります。
このメニューで、
上記のように、グリーン系の彩度を落として、下の色相のバーを調整すると、実際の風景に近い写真になります。
修正した結果がこちら。
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