美味しい店は、自分で探す

※7/29更新

私自身は、中国地方の出身なので、大きな分類の食文化としては関西系に属します。関西系の食文化においては、美味しい店かどうかは、メディアの評判よりも、口コミの評判の方が大きな力を持ちます。その結果として、行列が出来る店というのは、美味しい店であることがほとんどなので、行列にならんで外れることはほとんどありません。
もちろん、食というのは個人の好みがあるので、その好みの範疇にないこともありますが、その場合でも、自分の好みの範疇にないということは理解できます。

その私が、関東(メインは、東京)に来て、行列が出来る店を見て、当然その店は良い店だと思って、行列に並ぶことになります。
ところが、行列が出来るお店であるにもかかわらず、美味しくないどころか、不味い!という経験を何度もしました。これは、関西では、あり得ないことです。
もちろん、関東にも美味しい店は沢山あるのですが、味の良さと行列がイコールではないことを色々と体験しました。
関西から来た人間にとっては、まったくもって、不思議な体験です。

まだ、インターネットなど無い時代なので、メディアと言えば、書籍とTVがメインの時代の話です。それを良く見ていると、行列が出来る店の特徴が、少しずつ分かってきました。

関東において、行列が出来る店というのは、概ね二つに分かれます。
(1)本当に美味しくて、リーズナブルなお店
(2)メディアで話題になっているお店
本当に美味しくて、値段がリーズナブルなお店の場合、それは行列ができて当然です。関西においては、こういう店しか行列が出来ることはありません。
ところが、関東の特徴として、メディアで話題になったお店に行列ができます。それがメディアで話題になった一時的な現象なのかというと、その話題がなぜか継続していて、その後も行列が出来ているお店が存在します。
メディアで話題になるお店というのは、あくまでも話題性であり、味やサービスが良いかどうかは二の次三の次になります。なので、こういったお店で、美味しい経験をすることはありません。

色々と経験した結果、関東では、お店の評価においては、味よりは話題性の方が重要になることが多いということを学びました。

そういったことについては、過去の事だと思っていたのですが、食べログなどを見ていると、過去の事ではなく、現在も続いているということを発見します。

関東地域の食べログの参加者の評価を見ていると、味の良しあしではなく、話題性があるのかどうかや、誰かが「ここは良い」と言った。という過去の評価にかなり引きずられているとしか思えないことによく出くわします。

一般的に、食べログでは、3.5以上は美味しい店と言われていますが、関東地域であちこち行った経験からすると、それは大体の評価でしかなく、思っている以上に3.5以上という評価があてにならないことを経験してしまいます。

食べログでは、3.7以上の評価をされているケーキ屋さんに行ったことがありますが、実際に食べてみると、チェーン店の不二家のケーキと大差ないという経験があります。また、他にも3.5以上とされているお店で、それほどでもないと言う経験も多いです。

なので、食べログで3.5以上あったとしても・・・

話題性のお店だった場合は、味の実態はそれ以下。
話題性でなく、実力のあるお店は少ない。

ということで、食べログの数値というのは、目安にはなるけど、実態を正しく表しているとは限らない。というのが私の実感です。

実際のところ、あるジャンルの都道府県内のランキングのトップ3については、食べログもアテになるけど、それ以下については、書き込みしている人の好みが様々に反映されるので、私自身としては点数はアテにならないと考えています。
3.5以上あるけど、美味しくないというお店も色々経験しました(*_*)

経験からすると、食べログで本当にアテになるのは、地域やジャンルなどのトップ3のお店ぐらい。

なので、トップ3以下のランキングについては、あくまでも参考として見ています。そして、上位よりも美味しいお店が下位にも沢山あるということで、本当に美味しい店を探すなら、ネット上の情報に頼るのではなく、実際に自分でお店に行くことが重要だと思います。

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