金星日面通過(4)

天体・占星術

ビーナストランジット(金星日面通過)の意味合いですが、だんだん分かってきました。
まず、最初にビーナストランジットがどのような意味を持つのかは、一人一人違ってきます。というのも、自分が持っているテーマというのはみんなそれぞれ異なっており、ビーナストランジットの影響はそれに応じた形で現れてきます。
ということで、キラエルのシフトレポートやカールジョアンのレポートを見てると、コミュニケーションとか知覚・認識といった方面に強く出てくるということを書いているのですが、自分自身を観てみると、認識とか知覚レベルの拡大(=別の言い方をするならコミュニケーションレンジの拡大)といった形に出てきています。
一方で、女性性という方向で出てくる人もいるようです。
このあたりの違いは、スピリチュアルな役割として何を持っているのかということの違いでもあって、私の場合は個人を相手にするのではなく、社会とかインフラといった社会基盤的なものを役割として持っている関係から、コミュニケーションとか知覚・認識という方向に強く出てくるようです。
星の影響というのは占星学を少しでも勉強した人には分かると思いますが、星の持つ意味というのは結構多くて、その中のどれが強く出るのかを見極めるのが占星師の仕事です。なので、同じ星の影響であっても、一人一人で分けて見ることが必要になります。
ただ、昨年のハーモニックコンコーダンスのような、凄く分かりやすい配置の場合は、個人レベルというより社会レベルへの働きかけになるので、個人レベルでの違いというのは少なくなります。

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