皆既日食だとちょうど太陽が隠れるのですが、今回は金環日食で明るいため、星を見るのは難しいかと思います。
そこで、2012年5月21日07時34分の東京における日食ピーク時の空の様子を、プラネタリウムソフト(ステラシアター)を使い、画像に星の名前を加筆したのが下の図になります。
日食の月と太陽のすぐ近くには惑星の木星と水星が存在し、さらに左斜め上方向(北東方向)には、プレアデス星団、下(東方向)にアルデバラン、東の水平線からは、オリオンの三連星が昇りつつあり、その下にはシリウスが位置するという構図になります。
つまり、人間が地球に生まれてくるまでの転生星の主要な三つ(シリウス、オリオン、プレアデス)を結ぶラインで、今回の日食は発生します。西に行くほど日食は早く始まるので、まさにこのラインにクロスする形で日食が発生するということです。
これは、人間が物質レベルから、エネルギーレベルへの転換が始まることを意味しています。
それは、社会構造の大きな変化として表れてきます。昨年の311は日本と日本人、そして世界に大きなインパクトを与えましたが、時代の変化という意味では、具体的な形が現れ始めるというスタートを象徴する出来事であるということです。
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