過去の人生を、前世ではなく過去世と呼ぶ理由

スピリチュアル

説明しやすくするために、単純化して書きます。

過去生というのは、現世に生きている側から見ると、

という感じに、時系列で直線的に並んでいるように思えるため、直前の人生(前世)が現世に対して強い影響を持っていると思って、一つ前の過去生(前世)を知りたいというクライアントさんが時々おられますが・・・

実際にリーディングして見ると過去生というのは、実際には直線的かつ並行的です。

ここでは単純化するために、人生のテーマをAとBの二種類に限定していますが、A・Bというのは人生で学んでいく課題と考えると分かりやすいと思います。
実際には、A・Bという二種類だけでなく、沢山の課題があります。

この図では、現世でのテーマはAであり、それに関連するのは、過去生#1#3#5となります。中でももっとも現世に影響が強いのが古い#5という事も良くあります。

カウンセリングで、仕事で「相手を打ちのめすまで攻撃してしまう」という相談がありましたが、その人の古い過去生を見るとローマ時代の戦士でした。
戦士は相手を倒すことが使命であり、また誇りでもあります。
その時の影響が現世に出てきてしまっているため、無意識的でいると打ちのめすまで攻撃してしまいます。これは、意識的にそれは過去の栄光であり、現在はそれは必要がないということを理解することで、解決しました。

テーマBは来世もしくは来世以降のテーマになります。
そのため、現世に関連しない過去生#2#4#6は、読みにくくなります。

上記は説明しやすくするために、単純化して書いていますが、一つの人生の中でも沢山のテーマがあり、実際には一つ一つの過去生が並行して存在しており、しかも相互に関連しています。

そのため、一つ前の過去生=前世が現世に対して影響がかならず強いというわけではありません。前世を見ることが意味をなさないこともよくあります。

過去生リーディングにおいては、あくまでも現世の人生で学んでいくことを知ることが重要なので、現世に対する影響・関連が強い過去生を見ています。


 

【この記事を書いた人】

スピリチュアルカウンセラー八雲ふじた

霊視リーディングやチャネリングの能力を活かして、2004年からスピリチュアルカウンセラーとして、仕事、恋愛、家族など、相談者さまの様々な悩み解決や霊的成長をお手伝いをさせていただいています。

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