光と闇のスピリチュアル

スピリチュアル

光と闇というと、
光=良いもの 闇=悪いもの
という考え方が主流となっています、最新の天文学を見ていると、そうとは言えないということに気が付きます。

宇宙の歴史の中で、光が現れる前には、闇があります。
ビッグバン宇宙論では、最初は光のない世界で始まり、やがて光が生まれます。
つまり、光が生まれる前の世界というものが存在し、光を生み出す前の闇というものが存在します。

これを単に闇と言ってしまうのは正確ではないですが言葉がないので、「光が生まれる前の闇」とここでは言っておきます。
つまり、宇宙の根源的なエネルギーというのは、「光が生まれる前の闇」のエネルギーということです。

そういう意味で、闇とは二つあり、「光が生まれる前の闇」と「光が生まれた後の闇」になります。

私達が、通常感じているのは「光が生まれた後の闇」になります。
こちらでは、光と闇は相反する世界であるという認識になりますが、

「光が生まれる前の闇」では、それとは異なる世界になります。

「光が生まれる前の闇」には、この宇宙全てを生み出す元であり、宇宙の根源エネルギーです。これをゼロポイントと表現している人もいます。

この「光が生まれる前の闇」は、「闇=悪」という関係は成り立ちません。
この闇は、善でも悪でもなく、ニュートラルなものです。
言い方を変えるなら、善とか悪とかという、人間的な価値観や考えかたを超えた存在としてのエネルギーということです。

宇宙における「闇」の代表格と言えば、ブラックホールです。
ブラックホールとは、極端に高い重力を持っています。なので、ブラックホールは光すら高い重力によって内側に落ち込んでしまうので、単体で見れば「闇」がそこにあるだけです。

ところが、最近の研究ではある程度大きな銀河系の中心にはブラックホールが必ず存在し、銀河系を形成する上では欠かせないものと言われています。
我々の日常感覚では捉えきれない「闇」がそこにはあります。

【参考】
Newton 2026年1月号
第1特集
常識破りのブラックホール
新発見ラッシュが宇宙像を書き換える
Amazonリンク:https://amzn.to/3KV51dH

コメント

タイトルとURLをコピーしました