分離体験は、問題ではない

色々な人の本やネット上の記事などを読んでいると、私たちが、分離意識が強く、自我があまりにも強いことが問題であり、無知であるということを書いている人がいます。しかも、高名な人が書いていることも多いです。

ところが、その人が、人生に起きることは、ギフトである。とか、人生に起きることは、受け取る価値がある。とも書いているのを見かけます。

それらを見ていると、とても落ち着かない感じになります。
一方で、「無知」と言いながら、もう一方で「受け取る価値がある」というのは、どこか矛盾があると、ずっと感じていました。

分離的な意識である、自我の体験を「無知」とするのか、それともそこに「価値」があるのかという区分で言うのであれば、私は「価値」を認めるというスタンスです。

なぜなら、人生において経験することは、「価値」があるからです。ここで言う「価値」というのは、「体験するだけの価値がある」ということなので、ポジティブな体験であっても、ネガティブな体験であっても、どちらにも価値があるということです。

どちらか、一方に価値があり、どちらか一方には価値がないというのは、分離的であり、ワンネスの考え方ではありません。すべてに価値があります。

そう考えると、分離的な意識を持つということは、問題ではなく、体験であるという考え方になります。つまり、それを体験する価値があるということです。

その考え方から、私のスタンスとして、分離体験というのは、私たちの元の世界であるワンネスの世界では、体験することができない貴重な経験であるということです。

なので、分離体験というのは、問題ではありません。
その体験を、真実と思ってしまうのも、問題ではありません。
分離体験が、そのまま定着することも、問題ではありません。

大切なのは、分離体験を「経験」として、認識することができることです。
本来の自分ではできない経験をしたという認識です。
そうすると、分離という立ち位置から、私たちの本質である、統合・ワンネスという立ち位置に進むことができます。


この記事を書いた人について:

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