かつて、夜間は照明もなく暗闇の中にあった神社ですが、都会の神社はライトアップされるようになったので、夜に参拝すると神社の別の美しさを見つけられることもありお勧めです。また、夜は昼間と違い人が少なく静謐になるので、神様とも繋がりやすくなるという側面もあります。
街に照明が無かった時代の夜の神社は暗闇の中にあるので、闇に紛れてお百度などをする人や、藁人形などを打ち付ける人などもいたりしたことから、夜の参拝は良くないという意見があります。
しかし、現代の都会の神社は夜になるとライトアップされ、夜間にも参拝できるように照明があり、かつての照明が無い時代とは全く違う環境に変わっています。また、神社の重要な神事には、夜に行うものもあり、神社にとって夜は神聖な時間なのです。
夜は神様がお休みの時間ということを書いている人もいますが、神様の世界には時間が存在しないので、そもそもそういうことは関係がありません。夜に参拝しても、神様に止められたことは一度もありません。
先日日枝神社に行った時も、夜間に再度訪れたのですが、昼間とはまた違った表情を見ることができます。
大鳥居:
神門:
日枝神社は、夜には神門が閉じるので、中には入れませんが、神門の扉の所に賽銭箱があり、夜間でも参拝できるようになっています。
神門から拝殿を望む:
夜の暗闇を怖く感じる人や、ライトアップされていない神社に夜の参拝をするのはお勧めしませんが、東京のような都会の神社の場合は、多くが夜の8時くらいまではライトアップされ、照明も整備されているので、昼間とは違った美しさを見に行くのも良いですね。
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