バレンタインデー・聖バレンタインの日

バレンタインデーの起源については、幾つかの説がありますが、ルベルカリアを起源とするのが主流のようです。

古代ローマ時代において、2月14日は女神ユノの祝日とされていました。
女神ユノ(Juno)は、結婚と家庭を司る女神とされており、その名は6月の名前であるJuneの語源であり、6月の花嫁(ジューン・ブライド)は縁起が良いとされる起源であるとされています。

ユノの祝日の翌日は、ルベルカリアというお祭りが行われており、この祭りは当時、若い男性と女性の数少ない出会いのチャンスとなるお祭りでした。2月14日の夕方、若い未婚女性は自分の名前を書いた紙を壺に入れ、翌日に男性達がその紙を引いて、当たった女性とは祭の間恋人同士になるというものです。

聖バレンタイン(ヴァレンティヌウス)がこの日の聖者になったというのは、歴史のいたずらなのかもしれません。そもそもヴァレンティヌウスが実在したどの人物にあたるのかは、幾つかの説があり、ヴァレンティヌウスとされる人が三人ほどいるのですが、カトリックの公式見解として決定しているわけではなく、存在していないという説もあります。

そのため、1962年から行われた第2ヴァティカン公会議後の典礼改革において、実在が明らかでない聖人たちが典礼暦から削除されたときに削除されたため、現在は公式には祝われていません。
一般に言われている説は、以下のようなものです。

3世紀頃、ローマ皇帝ゲラシウスは、ローマ軍の士気を高めるために、兵士の結婚を禁止していましたが、ヴァレンティヌウスはその政策に反対し、ひそかに結婚をさせていました。
それが、皇帝に発覚し、270年2月14日に処刑されてしまいました。
ここから、2月14日はヴァレンティヌウス(聖バレンタイン)の日と呼ばれるようになったというものです。
皇帝が処刑日を2月14日にしたのは、結婚を禁止するためにも、男女の出会いの祭りであるルベルカリアの祭りを潰す狙いがあったと言われています。
しかしのちのキリスト教徒によって、2月14日は「聖ヴァレンティヌウスの日」として祝われるようになり、彼は恋人達の守護聖人とされるようになったというものです。

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