この世界は、誰の意識の反映なのか?

スピリチュアル

スピリチュアルでよく言われるのが、
①「この世界は、私の意識の反映である。」

また、こういう言い方がされることもあります。
②「この世界は、私と私以外(神や他人など)の意識の反映である。」

この二つ文章は一見すると、相容れないように見えます。
私の反映なのか、私と私以外の反映なのか?

答えを先に言えば、どちらも正しいです。

ただし、これを言っている時のそれぞれの立ち位置は違っています。

①「この世界は、私の意識の反映である。」
これを言っている場合は、
この世界は一つである。私以外には存在しない。
が基本になっています。
ワンネスという言葉で表現することもあります。

②「この世界は、私と私以外の意識の反映である。」
こちらを言っている場合は、
この世界は私と私以外が存在する。
が基本になっています。
分離体験という言葉で表現することもあります。

"ただある"という悟りは、①になり、
"人と神の関係"、すなわち私と私以外の関係は②になります。

この立ち位置の違う二つを混ぜてしまうと、理解ができなくなります。

どちらも、同じものを見ているのですが、
"ワンネス"の立場で語るのか
あるいは
"分離体験"の立場で語るのか
が違っています。

だから、どちらも正しいのであって、どちらかが間違っているという事はありません。
それを言っている時の立ち位置が異なっているだけです。

混ぜるのではなく、それぞれ独立したものとして見る必要があります。

例えて言うなら、

一輪の花を見るときに、
(1)高い位置から見て、すべては一つである
というのか、
(2) 花を手に取って、私が花を持っている
というのかの違いです。

どちらも花を見ているのだけど、立ち位置が異なるため、違う風景として見えてきます。

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