今年の冬至イベントについて

スピリチュアル

2011年の冬至イベントについて、毎年冬至の恒例として、穴八幡宮に参拝し、金銀融通の「一陽来復」を授かるということを行っていましたが、深く考えた結果、今年は行わないことにしました。

穴八幡宮に参拝し、金銀融通の「一陽来復」を授かるというのは、それはそれで良い行事だと思いますが、霊的(スピリチュアル)な成長ということを考えると、成長の限界を強化してしまうという側面もあります。

ここで、霊的な成長と、「一陽来復」を授かることがどう関わるのかということで、3つのグループに分けてみます。この3つのグループ分けは、「地球上の体験における魂の志向」という見方で分けてあります。

グループA: 地球上に転生してきてからの回数が非常に少なく(初めての場合もある)、肉体的な体験を始めたばかり。 → スターター (Starter):始めた人たち

グループB: 地球上における転生を何度も行って、肉体的な体験を深めている。 → クエスター (Quester):探究者たち

グループC: 地球上における肉体的な転生から、さらに上位次元へアセンドすることを目指している。 →  アセンダ― (Asender):上昇する人たち

ここでは、分かりやすくするためにA~Cの3グループに分けてあります。実際には地球上には70億人の人がいれば70億パターン、さらに過去の人も含めるなら数百億以上のパターンが存在します。

よく、地球のバイブレーションが上昇するからという説明で、全ての人が上昇するという説明がありますが、地球上における肉体という体験は非常に貴重なものなので、これが無くなるというわけではなく、上記の区分で言うならば、地球上における人口の比率において、グループCのアセンダ―の比率が高くなり、グループBのクエスターの比率が低くなるということです。また、現在の地球は非常にまれな時期でもあるので、その結果グループAのスターターの比率も以前に比べて高くなっています。

ここで、グループAのスターターにとっては、地球上における制限ということも、初めて経験する貴重な体験なので、この記事のテーマからは一応外しておきます。

グループBのクエスターにとっては、肉体という制限のある体験を深めているところなので、制限があることは当然であり、前提条件でもあります。なので、何かの行為が成長の限界を強化するとしても、それも一つの貴重な体験であるということです。

グループCのアセンダ―ですが、私のブログをよく読む人や、セミナー・ワークショップに参加する人は、基本的にアセンダ―であると思って良いかと思います。

アセンダ―の人たちは、今回の変化の時を経て、アセンドする人もいれば、今回の人生だけではなく、あと数回の人生を転生することでまっとうする人もいます。これはどちらが良いとか悪いとかではなく、その人が今回の人生において、どういう人生を体験したいのかによって異なります。

アセンダ―の中をさらにグループ分けすると、以下のようになります。

霊的(スピリチュアル)な情報や考え方について・・・

C1: 学び始めた人たち

C2: 基本的な事柄を理解した人たち

C3: 基本的な事柄を理解、アセンドの準備を始めた人たち

C4: 深い事柄を理解した人たち

C5: 深く理解し、アセンドの準備の最中の人たち

C6: 深く理解し、アセンドの準備を終了した人たち

と区分することができます。

上記のうち、C1からC3の人たちにおいては、霊的(スピリチュアル)な事柄に対して理解を深めていく過程において、学ぶ内容が大きく異なるということがあり、時として正反対の理解を学ぶこともあります。

私自身で言えば、若いころはスピリチュアルのスの字も知らず、興味もないという典型的なグループBのクエスターという位置に居て、1999年ころから急速に霊的(スピリチュアル)な事柄を理解し始め、現在はC3からC4の間くらいのところに位置しています。やはりその過程においても、ある霊的な事柄について「一から理解しなおし」ということは何度もありました。

なお、一般的にはC6という位置は、寿命を全うする直前に到達します。

参加される人たちを見ていると、かつてはC1が中心だったのですが、最近はC2の人が中心になりつつあります。これは時代的にも霊的(スピリチュアル)な事柄が浸透してきたということと無関係ではないと思います。

C1レベルでは、エネルギーやパワースポットが存在するとか、神様は実在するとかの事柄を実体験を通じて学んでいくということなので、「一陽来復」に効果があるかどうかを実際に授かってみるということは重要な体験になります。そういうこともあって、冬至イベントとして、穴八幡に参拝するということを行っていました。

最近では、そういった事柄から、さらに一歩進んだ内容が必要な人がメインになりつつあります。そうなると、実在するということを実体験するということから、さらに進んで、自分の意識が、自分の人生を形作っているという一段上の「ワンネス」への理解が重要になってきます。そうなると、毎年穴八幡に参拝して、一陽来復を頂く、というのはある意味自分以外の存在への依存ということになり、その結果ワンネスから離れた位置に留まってしまうということにつながる可能性があります。

そのため、今年は自分の意識が未来を形成するというセミナーを実施することにしました。

冬至セミナー: 来年への想いを現実化する
http://oyashima.way-nifty.com/blog/2011/12/post-1073.html

コメント

  1. 桜咲く春 より:

    今年の冬至のイベントは多分 穴八幡宮行きだろうなぁ、
    と 期待していた一人です。
    今年はセミナー開催と聞き、少しがっかりしましたが
    なるほど そういうことだったのですね。
    効果があるかどうか、重要な体験を得るため、
    早起きして一人で行ってこようか考えています。
    混みますかね?

  2. sumie より:

    穴八幡のお札を頂くようになって3年目ですが、ちょっと違うんじゃないかと思うようになり、別な角度からのアプローチが必要、と取り組んでいたところです。
    その理由までは深く考えていませんでしたがf^_^;
    記事を読んで、納得しました。

  3. きむ より:

    いつも、ブログ、楽しく拝見させて頂いております。
    スミマセン。質問です。
    ETソウルやワンダーと呼ばれる地球以外からきた魂を持った人々も、
    グループA~Cには含まれますか?
    もしくは、A~Cは、地球人の魂を持った人だけに当てまはりますか?
    最近、地球以外から来た魂について、興味がありまして。。。(*゚ー゚*)

  4. やくも より:

    きむさん
    地球以外からきた魂を持った人々というのは、地球上のほとんどの人がそうです。
    というのも、肉体を持つという体験をするには、他の星での体験をさらに深めたいということが大きな意味なので、地球上の人類はほとんどが他の星の体験を持っています。
    ただ、地球上で転生を繰り返すと、昔の記憶を取り戻すのが難しくなるという傾向があるだけです。

  5. やくも より:

    桜咲く春さん
    今年は、天気もよさそうなので、ほどほどに混むと思います。
    ところで、桜は春に咲くものと思われているのですが、それは一部の品種で、桜の品種を総合すると、四季を問わず一年中どこかで咲いているものです。
    寒桜というのもありますね。

  6. やくも より:

    sumieさん
    私の場合、違和感を感じ始めたのは、2009年頃からです。
    神頼みというのは、それが必要な時もありますが、物事の本質を突き詰めると、自分頼みではないかと思います。

  7. sumie より:

    >やくもさん
    今年の初めに神棚に頭を下げる?ことを止めてみたら、やくもさんの言う通りデシタ、と実感して(笑)先日神棚を片付けました。
    >毎年穴八幡に参拝して、一陽来復を頂く、というのはある意味自分以外の存在への依存ということになり、その結果ワンネスから離れた位置に留まってしまうということにつながる可能性があります。
    まさにそれを一通り経験して、納得したんですね、私って…f^_^;

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