元旦 遠隔ヒーリング&アチューメントの解説文

遠隔ヒーリング

元旦 遠隔ヒーリング&アチューメントに参加された方にお送りしたメールですが、参加されていない方にも参考になる所があると思うので、こちらに掲載しておきます。

【今回の遠隔セッションについて】

今回のテーマは、「新しく始まる」です。
新しく始まるというのは、大きく分けると、次の二つのどちらかになります。

(1)過去の延長線上にあるが、今までにはないやり方に切り替わる。
(2)過去には経験や想像すらしていなかったことが始まる。

新しく始まるために必要なのが、過去の知識や経験に縛られないことです。これは、過去の知識や経験が不要であるということではありません。過去に培った知識や経験を踏まえつつ、新しいことにチャレンジするということです。

その時に、過去の知識や経験が有効な場合は、それを踏まえることも大切ですが、時には過去の知識や経験が足かせになったり、まったく役に立たない時もあります。そのような場合は、過去を一度ゼロにリセットしてみることも必要になります。ゼロにリセットするというのは、全てを無くしてしまうのではなく、過去の知識や経験を一度手放して、それらから少し離れた立場から見直すことで、これからも役に立つのかどうかを見極めて、役に立つものだけを拾い上げるということです。

多くの場合、人は過去に縛られ・心の自由を失って、自分自身が本来持っているエネルギーを十分に使えなくしているので、過去を変えることが必要です。

過去を変えるというのは、過去に得た知識や経験ということや、過去に起きたことそのものは変えることができませんが、それらがこれから先役に立つのかどうかという判断を変えることは自由に行えることです。つまり、過去の意味づけを変えるということです。

人は、意味づけによって自由になったり縛られたりといったことを行っているので、過去の意味づけを変えるというのは、実質的に過去を変えるということにつながります。

過去の意味づけを変えるためには、これまで持っていた意味づけ(良い・悪い、役に立つ・たたない、善・悪など)をゼロにしていくことが必要になります。

今回の遠隔セッションの前段は、この過去に対する意味づけをゼロにしていくセッションになります。そのため、何もない空白のような感覚や、無の感覚を受け取って行く人も多いかと思います。

そして、遠隔セッション中段は、意味づけから解放されることで、自由さを取り戻し、本来自分が持っているエネルギーを使うことが出来るようにするために、自分自身のバイブレーションを上げて行く段階になります。
最初は、過去という重しを抱えている状態なので、それを取り去る為に必要なエネルギーがあるため、その最初に必要なエネルギーをチューニングすることで、一歩を踏み出すことが出来るようにしています。そして、一歩を踏み出すことができれば、自分自身のバイブレーションが上がって行くので、一歩ずつ自分らしい姿に戻って、新しく始まるための準備が整います。

遠隔セッション後段において、一方、私たち一人一人をコインに例えるなら、片面には、「無限の可能性を持った、永遠の存在」と書いてあり、もう片面には、「肉体という有限・制限を持った存在」と書いてあります。コインの両面があって、初めてコインが成り立つように、どちらか一面だけが人間ではなく、両面があって初めて人間であると言えます。

そして、このコインのどちらの面が表面(おもてめん)であるかと信じるかどうかが、新たに始まるための鍵になります。

「肉体という有限・制限を持った存在」という面を表面と考えるなら、あなたはあなたの可能性を自ら閉ざしていることになります。
「無限の可能性を持った、永遠の存在」という面を表面と考えるなら、あなたの可能性は無限になります。
ここで重要なのは、どちらか一方のみを信じるという狭い考え方ではなく、人間には両面があることを認めつつ、無限の可能性を信じるということです。

扉の先に一歩進むために必要なのは、これまでの自分を超越することです。それは難しいことではなく、私たちは大人になる過程で、多くの人が、「肉体という有限・制限を持った存在」を表面と信じ込んでしまっています。それを、「無限の可能性を持った、永遠の存在」が本来の表面であると、立場を切り替えることが過去の自分を超越することにつながります。

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