先日のスピリチュアルカウンセリングで、
「あれやって。これやって。」という指示しか言わない。
「なぜこの作業をするのか」を説明してもらった事が一度も無い。
なぜやるのかを説明するが普通なんじゃないですか?
という質問がありました。
指示しか言わない上司というのは、良く見かけますが、それだと指示された側は「なぜ、何のために」やっているのかが分からないので、間違った方向に進んでしまい、後になって上司から怒られるということが起きます。
なぜ、指示しか言わないのか?
「物事を行う理由を説明する」と「指示を出す」は、それぞれ異なるスキルなので、「説明スキル」と「指示出しスキル」はそれぞれ別にトレーニングされる必要があります。
ところが、「説明スキル」のトレーニングを受けてない人は、指示しか言えません。
あなたの会社の場合は、創業者(社長)がそのタイプなので、説明がなく指示ばかりになってしまいます。それが社風となって一般化してしまっているので、社員も「指示出し」しか言わなくなってしまいました。
きちんとした会社だと「説明スキル」と「指示出しスキル」のトレーニングが無意識的にセットされて組み込まれているから、説明するのが当然となります。
最初にきちんとした会社で「説明スキル」と「指示出しスキル」のトレーニングを受けている人が、「指示出し」しか言わない会社に転職すると、説明されない理由が分からないという状況に陥ります。
なぜ、指示しか言わない上司になるのか?
「指示しか言わない」は、親子関係で良く見られる光景で、母親は子供に対して「あれやって、これやって」という指示は出すけど、それを行う理由を説明することが出来ません。
説明するには、物事とその理由を言語化して説明することが必要ですが、人間は本来こういう能力を持っていません。
なので、「指示しか聞いたことがない子供」が出来上がって、その人が大人になると「指示しか言わない大人」になってしまうということです。
なのでその大人は、「物事を行う理由を説明する」ができません。
だけど仕事を前に進めるには指示を出さないといけないので、「指示出し」ばかりを言ってしまうことになります。
こうやって、指示しか言わない上司が出来上がってくることになります。
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