○守護霊と守護神の違い
日本神道では、人は神であるとされます。
神が人として生まれ、人生を過ごし、死ぬことで神に戻るということです。
なので、守護が神的に表れるのが守護神、守護が人的に表れているのが守護霊ということになり、守護霊も元を辿れば守護神であるということになります。
スピリチュアルカウンセリングでは、守護霊という表現を使った方がクライアントさんが理解しやすいことも多いので、時として使っています。
ブログの記事では、理解を深めることを主眼としているので、過去の守護神の一連の記事では、守護霊も含めた守護神という表現で統一しています。
[過去記事]
守護神は、自分を引き上げてくれる(リンク)
守護神と縁を結ぶ(リンク)
○誰にでも起こりうる
守護神との縁は、「生まれる前に結んだ縁」と、「行動することで就いて頂ける縁」の二つがあります。生まれる前に結んだ縁は、時期が来ると自然と現れて来るので、ここでは行動することで就いて頂ける縁についてお話しします。
神に就いてもらえるのは特別な人、特別な事というイメージを持っている人が多いのですが、それは勘違いです。
これを読んでいるあなたも元を辿れば神なのですから、神に神が就くということは誰にでも起こりうることなのです。
人と人に縁があるように、人と神の縁も同じです。人と神は元を辿れば同じ存在であり、人は肉体を持っている、神は肉体を持っていない、ただそれだけです。
なので、神との縁を考える時に、人との縁と同じように考えていく事が大切です。
○一度に何人でも対応できる
神の世界というのは、一度に1人を相手するのも、一度に100人を相手にするのも、全く同じです。
私たちの世界では時間というものがあり時間の中で出来ることは有限ですが、神の世界には時間がないため有限な時間という制約がなく、全てを同時に行うことができ、手がふさがっているとか忙しいという状況は起こりえないので、同時に100人でもそれ以上でもまったく無理なく対応できます。
九頭龍さんの「九頭」という名前は、同時に沢山(=九)の人を相手に出来るということを言葉的に表現したもので、頭が九個あるという意味ではありません。
千手観音も同じで、手が千もあるということではなく、同時に沢山(=千)の人を救うことが出来るということを表しています。
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