私たちの本来の姿は、肉体ではありません。
私たちの本来の本質は、大いなる源である『源泉』が創造した肉体を持たない存在である「魂」です。
『源泉』は、「神」「遍在する神」「仏」とか、「大いなる存在」「全ては一つ」「ワンネス」など、様々な呼び方で呼ばれます。
そもそも元を辿れば、肉体を持たない存在ですが、人間として「肉体」という形を取ることによって可能となることを体験するために、人として地球に存在しています。
「源泉」「魂」「知識と思考(精神とも言う)」「肉体(と行動)」の関係を図示すると、以下のようになります。
「魂」は、ワンネスである「源泉」から生み出されたものであり、これは変化しません。変化しないから傷つくことはありません。ここに刻印されているのは、生まれつきの個性であり、これは死ぬまで変化しない個性です。
この魂から、知識を得たり思考する存在「知識・思考」が生成されます。こちらは知識と経験を得て思考を行うものであり、思考が存在するので死ぬまで変化し続けます。変化するから、様々な様相を見せるのであり、様々な感情もここにあります。自分の心が傷ついた様に感じているのはこの部分です。たとえ傷ついたとしても、変化するのが基本なので、いずれその傷は癒されます。
魂が傷つくということを言う人がいますが、その人は、「魂」と「知識・思考」を一体のものと考えているようです。しかし実際には、「魂」はワンネスに属するものであり、「知識・思考」は分離に属するものなので、本来的に異なる存在です。
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