○○反対運動に参加すべきか?

○○反対運動の○○には、色々なものが入ります、戦争、原発、環境・・・

スピリチュアルな立場から、○○反対運動に参加すべきかどうかを考えてみます。

この場合、二つの立場があります。
「分離意識の立場」と「統合意識の立場」です。これはどちらかが正しいとか、一方が間違っているということではありません。人が肉体という経験をする時には、両方の立場があります。

「分離意識の立場」に立つのであれば、良くないものに反対することは大切であるということになります。なので、そういった活動を行っているスピリチュアル(と呼ばれる)人達も多く見かけます。しかし、この立場は、「統合意識の立場」ではないので、スピリチュアル(霊的)な成長を足踏みさせてしまうという側面があることを知っておくのは大切です。

「統合意識の立場」に立つ時、話は違ってきます。例えば原発問題の場合、原発を創った人、原発に反対している人、どちらも、あなたの一側面になります。つまり、賛成の人も反対の人も、どちらの人も「あなたの一側面」であるということです。
そのため、原発反対するということは、あなた自身の一側面を否定するという矛盾を起こしてしまいます。そして、それは、あなた自身が気が付かないうちに、あなた自身の分裂を引き起こします。

この世界の全ては、あなた自身の一側面です。なので、「○○に反対する」ということは、賛成でもあり、反対でもある、という非常に矛盾した立場に立つことになってしまいます。

何かに反対するということは、「統合意識レベル」では、矛盾を生じる結果となります。別の言い方をするなら、あなたが、誰かを糾弾したり、責めるということは、巡り巡って、自分自身に還ってくるということです。

○○に反対という立場ではなく、「よりよい社会を作る」という運動であれば、「統合意識の立場」でも矛盾は生じません。

戦争反対ではなく、平和な社会を作る
原発反対ではなく、原発がなくても良い社会を作る
環境破壊反対ではなく、良い環境を守れる社会を作る

反対するのではなく、より良い社会を築くために、それぞれが何が出来るのかを考えて実行すること、そういった意識に基づいた活動が大切です。

コメント

  1. sumie より:

    特に震災以降、スピリチュアルなことを仕事にしている方が、そういう活動に参加している様子や、それについてのコメントを読んだりして、違和感を感じて、だんだん離れていました。
    そういった活動をする動機や立場について、ここまで見事に説明しているコメントは初めてです。
    この明快さは八雲さんをおいてありませんね。
    疑問がすっきりしました。
    わたしの中の違和感もそういう分離した側面なので、ますそこを見つめること、ですね。
    貴重なご指摘を、ありがとうございました。

  2. 千瑛 より:

    テレビ等でそういった活動を目にする度に、違和感や何かが違うといった思いがあったので、ブログを拝見して納得できました。

  3. 桜咲く春 より:

    こんにちは。
    「反対するということは、
     あなた自身の一側面を否定するという矛盾を起こしてしまいます。
     そして、それは、あなた自身が気が付かないうちに、
     あなた自身の分裂を引き起こします。」
    ああ、そういうことだったのですね。
    業務上放置できない相手の行動を否定し続けていたら、
    気付いたら、自己分裂して手に負えなくなっていました(笑)。 只今、修復中です[E:coldsweats01]。
    「統合意識の立場」に立って考えたらどう行動するか、考えてみたいと思います。
    非常にタイムリーなお話でした。
    ありがとうございました。