神と繋がる統一行における基本 その1
・処理する必要がある情報を減らす
処理しなければならない情報があると、どうしても頭で考えてしまうことになるので、処理する必要がある情報を減らすということが必要になる。この場合の減らし方としては、以下のような区分がある。
(1)情報そのものを減らす
禅では、壁に向かって坐禅するという方法があるが、これは入ってくる情報そのものを減らすというやり方になる。他にも、山や小屋にこもるというのも、情報を減らすことでつながりやすくしようというもの。静かに瞑想するのが、代表的なやり方になる。
(2)自動的に処理できるもので埋める
山岳修行などで、ひたすら山を巡り歩くというのは、歩くという自動的に処理できるもので、自分の意識を埋めることで、処理しなければならない情報を極力減らすということ。
(3)処理できない状態を作る
不動堂などでの護摩においては、大音声で行うところがあるが、これは参加している人が、大音声の中に入ることで、考えられない状態つまり、情報の処理ができない状態を作り出すというやり方。あるいは、大音声の状態から、一転して静かな状態にして行くやり方もある。
私の場合は、これまで(2)の方法、つまり車でひたすら走って、神社を沢山巡るというやり方で来たのですが、この次は(1)の方法で行っていくことになりそうです。身の回りのモノを減らして、情報も減らして、繋がる状態を保つということを終日行うやり方で、これは禅の作務ともよく似ています。
一般の人向けに、五井先生行っていたのは(2)の方法で、中村天風師のやり方は(3)の方法ですね。
コメント
全ての感情が消えていく中で、
このままずっと、
思考停止してしまえばいいのになぁ・・・と
思うときがあります。
「全て」が止まれば、
「何か」が動き出すような気がして・・・。
・・・・う~ん、
まだまだ、考えてますね[E:coldsweats01]