ネット上には、沢山の占いサイトがあります。
勉強の為にいくつかのサイトを見てみたことがありますが、自分に当てはめてみると、ほとんど当たりません。
しかし、それらのサイトで提供されているのは、長い歴史を持った占法であることが多いです。長い歴史を持っているということは、それなりに有効な占法であるはずなのに、なぜこんなにも当たらないのでしょうか?
しばらく悩んでいましたが、先日その理由がわかりました。
本来占いというのは、方法論である「占学」を元に人を観るものです。
占いでは「占学」で扱う「象徴」をどう読み取って「解釈」するかが鍵になります。
この「解釈」というのは、万人に共通ではなく、クライアントさん毎に合わせて解釈することが必要になり、これは「占術」の世界になります。
「占術」は理論的に語ることはできない世界で、インスピレーションであり、アナログの世界になります。
つまり、占いにおいては、基礎的な理論である「占学」を元に、クライアントさん毎に現れる「象徴」を、どう「解釈」するのかという「占術」とセットになった時、初めて有効になります。
ネット上の占いサイトでは、この「占術」がすっぽり抜け落ちています。
つまり、人を観ないで「占学」のデータをただ表示しているだけです。
これでは、当たらないのも当然ですね。
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