物質は、客観的な経験をするために存在する

物質というものは、何のために存在するのかということについて書いてみます。

「物質は、客観的な経験をするために存在する」

我々の元の姿においては、全ては主観的な経験しかありません。つまり、主観的な経験というものが、まず最初に存在します。
元の姿である、ワンネス(全ては一つ)状態で考えてみるとわかりますが、ワンネスにおいては、一つしかないので、客観というものは存在することができず、主観しかありません。
つまり、元の姿においては、主観的な体験しかできないということになります。私たちは、主観世界ではできない客観的な体験を求めて物質を創りだしたということです。

客観的とは、ある人の主観と別の人の主観が一致するということ。

赤い石が一つあったとします。
ある人が、この石の色や大きさ、重さということを観測している人が感じ取っているのは、この人の主観でしかありません。
しかし、別の人が同じように観測すると、同じ結果になるという時に、客観的な事実であると言われるようになります。

一般的には、客観的な事実が最初に存在して、主観的な事実が創られるという順番で語られますが、これは物質的な体験が色濃い状態であるから起きる考え方です。これは間違いではないですが、スピリチュアルな道を進む時には、ある時点から、この考え方を逆転させることが必要になります。
実際には、主観的な事実がまず存在し、客観的な事実ということが発生しているだけです。

自分が体験したことを語るときに、主観的に物事を語る人がほとんどで、客観的に物事を語ることが出来る人が少ないというのは、主観世界が元であるから起きることです。

この主観的な経験を経験上の一つの世界(ワールド)と考えるなら、人の数すなわち主観の数だけ、パラレルなワールドが存在することに気が付きます。つまり、一人一人個別のパラレル・ワールドが存在しているということです。

つまり、我々は本質的には、一人が一つの主観世界、つまりパラレル・ワールドであるということです。
パラレル・ワールドは、それぞれ個別であり、共通の経験というものがありませんから、共通の体験をすることを求めて、物質というものを創造しました。そして、同時に経験するということで、時間も創造しました。

共通の経験、すなわち客観的な経験をするために創造したのが、物質と時間ですから、これらは、簡単には変化しないようになっています。


この記事を書いた人について(1/28更新):

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