※2019年の最初のスーパームーンの計算を追加し、タイトルを変更しました。
2018年のスーパームーンは正月の1月2日にありましたね。
2018年1月2日の次のスーパームーンがいつになるのか?
国立天文台のサイト(月の地心座標)を使って計算してみましたが、国立天文台のサイトでは、2018年までしか計算できないので、2019年の満月データが無いのですが、他のサイトのデータや計算プログラムを併用して2019年の最初の最接近を計算してみました。
2019年分のチェック作業は、サイトのデータの信頼性チェックや計算結果の検証などで結構手間が掛かり、三回の満月のデータチェックだけで、半日以上の時間が掛かってます。
左から三列目の「地心距離」が月と地球の距離を表します。
地心距離は天文単位(au)で表した地球からの真距離で、月と地球との平均距離が1天文単位(1au = 384,400 km)となります。
表だと分りにくいですが、グラフにしてみると分りやすくなります。グラフの点(●)は下に行くほど地球に近く、上に行くほど地球から遠ざかります。
これで見ると、年内では12月23日の満月が1月2日に次いで地球に接近することが良く判ります。
ところで、スーパームーンの定義は曖昧で統一された定義がありません。その年に一番近づくのをスーパームーンとする場合もあれば、接近度合いが90%以上とする場合もあります。定義によっては、2019年はスーパームーンがありません。
私の場合は、もっとシンプルに月を愛でることの方が大切だと思っているので、シンプルに月と地球が最接近する満月をスーパームーンと呼んでいます。
2月19日としているサイトもあるようですが、どうやら海外の情報を直訳して掲載しており、日本時間への換算をしていないようです。天体系のスピリチュアル記事にはこういうミスが案外多いので注意が必要です。(世界時と日本時は+9時間の時差があるので、海外では19日でも日本では20日になる)
参考資料)
満月日時 http://bluerose-beauty.com/mangetsu/mangetu_shingetu2019.html
距離計算 PlanetMate http://okalab.la.coocan.jp/
コメント
1月2日のスーパームーンは幸運なことに東京湾でクルーズ船上から見ることができました。
「月がちょっと大きく見えるだけでしょ?」と思っていたんですが、凄いものですね。
地表から(東京湾なので水平線ではなく)大きな朱色の月が上っていく様子には圧倒されました。
「どうして夕日が上ってるんだろう」と暫し真面目に考え込んでしまいました。
過去の記事を拝見すると、スーパームーンなどの天体イベントは心身に不調が起きるとのことですが、今回は楽しいばかりで特に不調は感じませんでした。
浮かれきってると気付かないものなのでしょうか。はしゃいで熱を出しても気付かない子どもみたいに。
この記事のおかげで次のスーパームーンの日がわかったので、12月23日もクルーズ船からのスパームーン鑑賞を狙ってみたいと思います。
> 猫野さん
国立天文台のサイトでは2019年のデータが掲載されていないため、確認できていませんでしたが、他の情報源からのデータを追加して確認したところ、次のスーパームーンは2019年の2月なります。
あまりに美しいお月様だったので、
ダウンロードさせて頂きました。
お月様は綺麗ですよね。
情報の更新お疲れ様です。
次の最接近は来年2月20日なんですね。
楽しみです。
スーパームーンは日食より観察や写真撮影に苦労しないのが良いですね。