「これをすると良い」、「あれをすると良い」と、色々なイイコトを聞いたり読んだりするのだけど、なぜかそれができない。
ということは、よくありますね。
出来ない理由は、知っているからです。
知ったことが即行動にはつながらないという経験がありますね、一方では知ったら即行動する人がいます。
なぜ違いがあるのかというと、「知る」ということが人によって実は大きく異なっているのです。
人間が知って、行動に移るまでの段階は、三段階あります。
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知っている ・・・ 知識
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理解している ・・ 知恵
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行動する ・・・・ 生き方
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知っている:
知識・情報として記憶しているだけなので、判断するときの考え方になっていません。
そのため、知っているけど、できないという状態。
理解している:
単なる知識、情報ではなく、自分自身の考え方までになっています。
ただし、判断するときに、他の要素が優先される場合は、行動に結びつかないということになります。
行動する:
「イイコト」が自分自身の生き方になっている状態です。
なので、「知ったこと」が、自然と行動に結びつきます。
知るだけでは、行動になりません。ただ、知識だけが多い人に留まります。
スピリチュアルな事柄においても、「知っている」に留まっている人が多いのが実情です。そうなると、ただの頭でっかちな人で終わります。
「イイコト」を知ったなら、理解して生き方に切り替えていくことが必要です。
「イイコト」生き方に切り替えるには、頭で判断していては実はダメでなんです。
このことを知らない人が多く、頭で判断すればなんとかなると思っているのですが、無理です。
大切なのは、「イイコト」を「理解」したら、次にやることは、「無条件に飲み込む」こと。
生き方というのは、頭の判断ではなく、直感的な反応なので、理解まで進んだら、あとは飲み込んでしまうことが大切です。
飲み込んでしまえば、それは知っていることではなく、生き方に転換します。
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