昨年の3.11以来、様々な情報がネットで流れていますが、その中で特徴的な人がいます。
それらの人達は、「平気で、ウソを書く人、デマを流す人」です。
誰がそういう人なのかということではなく、なぜそういうことをする人がいるのかについて、ここに書いてみたいと思います。
3.11以降、始めはきちんとした情報を書いていた人が、いつの間にか「ウソ、デマ」を流す人になってしまっているのを、いくつか見ています。また、最初からそういうことをする人もいます。
一見すると、「平気で、ウソを書ける人、デマを流せる人」というのは、理解が難しいのですが、その人の心理の深いところを見て行くと、その理由もわかってきます。
我々人間は、元は一つであり、ワンネスと言われる全ては一つという存在でしたが、様々な経験をする場として、地球を創造しました。
ここは、ワンネスではできない体験をすることが出来る場ですので、
・私とあなたは異なる肉体的存在である
・私とあなたは、切り離されている
・あなたが、どのような経験をするのかは、私には関係ない
ということが体験できます。
この中でも「あなたが、どのような経験をするのかは、私には関係ない」というのがキーポイントになります。分離されているのですから、私が発信した情報で、あなたがどのようなことになっても、私には関係がありません。
なので、相手のことを考えない情報発信が、躊躇なくできる世界でもあります。
ですから、「私」が何か情報を流した時に、他の人がどう感じ、どう行動するのかといったこととは、無関係に情報を流すことが可能です。
そして、この地球では、分離体験が基本ですから、「自分といった存在を、自分以外の誰かに認めてもらう」ということは、地球に生きているうえでは、非常に重要な体験となります。
なので、地球に生きるということは、「自分といった存在を、自分以外の誰かに認めてもらう」が全てであると言っても言い過ぎではありません。
そうなると、目的が、「自分といった存在を、自分以外の誰かに認めてもらう」ことになって行きますから、目的を達することが重要であり、それを達する手段というのは、二の次ということに変質してしまいます。
ですから、最初は、
・正しい情報を提供して、認めてもらう
であったのですが、少々逸脱した情報を提供しても、多くの人からの注目を集めることが出来るということが分かってくると、
・注目される情報を提供して、認めてもらう
に変化していきます。
そうなると、「注目される情報」ということが、その人にとっては、重要なことに変質していきます。つまり、正しさよりも、注目されることに重点が移ってしまうことになります。
こうなってしまうと、正しさというのは、重要ではなく、注目されることが一番重要になってしまうので、初期の情報提供とは異なり、何でもいいので注目されることの方が重要という事になって行き、「平気で、ウソを書ける人、デマを流せる人」に変質してしまうということが起きてしまいます。
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