我々は、上位世界から下ってきて、肉体の体験をしている存在であることは、以前から話をしていますが、人間界において、どういうプロセスに居るのかをグループ分けすると、3つのグループにすることができます。
(実際には、もっと複雑なのですが、分かりやすくするために単純化しています)
ここでは、
(A):肉体体験をするために、下ってきてからの回数が少ない人
(B):肉体体験を深めている人
(C):これから昇ろうとしている人
になります。この記事では、霊界・神仏界の話は主題ではないので上図では省略して描いています。
これらの人たちの傾向としては、
(A):まだ下ってきたばかりなので、スピリチュアルな事柄について理解はするが、興味がわかない。肉体的な経験の方や、科学的な事柄の方に興味が強い。
肉体を持った人間と言う存在を早く理解しようとして、精神科医などの医者になるという人もいる。
(B):肉体体験を深めているので、スピリチュアルな事柄については興味がないか、否定的になる傾向が強い。
プロスポーツ選手などは典型的にここの領域。また、科学者でスピリチュアルな世界に対して否定的・時には攻撃的になる人も多い。
肉体的な体験が中心課題なので、一般の人でも、スピリチュアルな事柄には興味が無いか、否定的になりやすく、興味があったとしても、それほど深くはならない。
(C):スピリチュアルな事柄に自然と興味が行く。
科学的な事柄とスピリチュアルのバランスを取って行く。現在は(B)からこの領域に移動してきている人が増えている。
私自身などは典型的に今回の人生の前半が(B)で、後半が(C)というタイプです。
こういう人の場合は、その時が来ると、急速にスピリチュアルな事柄を学ぶようになります。
スピリチュアルな事柄について、話の相手が、(B)対(C)という関係になると、そもそも今の人生のテーマが異なるので、意見が一致することは難しい。そのため、(C)の人が(B)の人にスピリチュアルな事柄を理解してもらおうとすると、努力してもなかなか理解してくれず疲労感を感じることになります。
現在(C)の人でも、(A)(B)を過去に経験してきています。(C)の人は、(B)の世界も知っているのですが、(A)の人や(B)の人は、まだ(C)に移行する準備が出来ていないこともあります。
相手が(A)(B)(C)のどの領域を今回の人生で進んでいるのかを考えて、相手に合わせて話をすることも大切です。
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