エンライトメント = 悟り とは何か?
一言でいうなら、『帰還』です。
人は本来、肉体的な存在ではなく、おおいなる存在(神、仏、創造主、などとも言う)です。
普段の感覚では、肉体的(あるいは物質的)な感覚が非常に強いため、大いなる存在を感じることが出来にくい状態になっています。そのため、多くの人が、人とは肉体的な存在であるという思い込みの中で生きています。
人は、おおいなる存在から、肉体的な経験を経て、大いなる存在へと戻るサイクルがあり、肉体的な存在から、おおいなる存在へと戻るプロセスが悟りになります。
また、多くの人は、肉体的な経験を何度も繰り返すのですが、これが輪廻になります。輪廻は永遠に続くものではなく、いつかは悟りへ進むことになります。
こうして、分離された肉体的な経験を積むことが、存在としての進化になります。
これらの生誕から悟りに至る一つのサイクルは、ただ一度の経験ではなく、数回繰り返すことで、さらに進化していきます。
つまり、悟るというのは、進化のプロセスであり、悟ることは進化であり帰還になります。
また、上図で見るとわかるとおり、悟るというのは元の姿に戻るということなので、何か足りないものを付け足すのではありません。
何かの能力があるとか・ないとか、経験があるとか・ないとか、努力が必要になるとか・ならないとか、そういったこととは関係がありません。
元の姿に戻るということですから、悟りの道は全ての人に等しく開かれています。
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