その1(リンク)から続く:
鹿島神宮と香取神宮に参拝して、帰路に着くつもりでいたら、佐原香取IC入口を通り過ぎてしまい、まだ行く神社があるようです。
目的地は不明ながら、ガイドさんの指示で真っ暗な県道を進みますが、道路看板もないので、どこを進んでいるのかすらわかりません。カーナビを見ても、田舎なのでどこを進んでいるのかもよくわかりません。
そうして、真っ暗な県道をガイドさんの指示で交差点を曲がりながら進んでいくと、やがて右手に [ 山倉大神 P ] の看板が。ガイドさんの指示で、初めての道を通って、初めて神社に到着です。
その奥に神社の建物も見えるので、車を停めます。
車を駐車場に停めて、入口の鳥居に進みます。
デジタルカメラで撮影すると増感するので空が明るいように見えますが、実際の空は真っ暗です。
神社の名前は山倉大神(やまくらだいじん)。
この神社は、第六天神を祀る神社を調べていた中で出てきた神社で、かつては大六天神を祀る総本宮だったところです。第六天を祀る神社については、こちらの記事参照:
第六天とは:
仏教に由来の神様であり、第六天魔王あるいは単に魔王、他化自在天などとも呼ばれ、仏教に対抗する神として、魔王に変化し人々の欲をかなえる神として人気となります。
第六天はかつて非常に人気のある神だったのですが、明治の神仏分離令によって、ほとんどの神社で祀り替えされてしまって、現在でも残っている神社はわずかです。
代表的なのは、板橋にある縁切り榎で、縁切りのご利益があるということで大変人気があります。
山倉大神の場合も同様で、高皇産霊大神、建速須佐男大神、大国主大神に祀り替えされてしまったのですが、第六天そのものは近くのお寺に祀り替えされているとのこと。
ということで、気にはなるが行ってみるには遠いので、どうしようかと思案していた神社なのですが、今回ガイドさんの指示で行くことになりました。
境内は地方の神社にしては結構広く、かつて人気があったことが偲ばれます。
拝殿に来て額を見ると、
大六天神宮とかつての名前の額がそのまま掛かっています。
ということで、参拝します。
普通に参拝すると、祀り替えされた神様が現れるのですが、額がそのままであるということは地元の人は第六天の神社として参拝しているものと思われます。
そこで、あまり期待せずに第六天にお声がけしてみました。
すると、風が吹き、祀られている神様とは全く別の神様がやって来ます。
非常に力強い神様で、縁切り榎や武蔵大六天神社などで感じられた独時の感覚を感じます。
これは、第六天ですね(^^)
呼べば呼応して現れてくれるとは、予想外でびっくりです。
ということで、改めて明るい時間帯に再訪し、現在祀られているお寺にも参拝することにして、帰路につきます。
無事帰宅した時は、24時を廻っていました。
走行距離は、一日で342km。直線だと東京駅から長野駅の往復の距離に相当します。
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