一般に、記紀(きき:古事記と日本書紀)において、アマテラスやスサノオなどを神話上の人物、すなわち実在しない人物という扱いがなされているのですが、そのようにして記紀を読むととても不自然な感じがします。
アマテラスやスサノオなどを、実在する人物(神)として読むと、島根のスサノオの神社や、宮崎のアマテラス関連の神社、西都原の古墳など、とてもリアルに見えてきます。
記紀は、本来事実として存在した人物(神)を後年(700年以上)当時の権力者が自分達の由来を正当化するために、神話としてデッチあげしてしまったため、妙な物語になってしまっています。
知り合いに、記紀を読むといやな感じがするという人がいるのですが、それは本当の歴史ではなく、デッチあげされた歴史を読んでいるからです。
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