性同一性障害は最近認められてきていますが、そもそも性別というのは肉体だけではありません。
カウンセリングの中でも話していますが、人の性別というのは、三つあります。
肉体-精神-魂
この三つの性別をひとはみな持っています。
(ちなみに、私の場合は、男-女-女です)
一般社会では肉体の性別のみに注目して話をするのですが、それでは十分ではあ
りません。この三つの性別も完全に男と女に分かれるのではなく、男的資質と女
的資質というものをそれぞれ持っています。
そういうことを考えると、男っぽい女、女っぽい男、さらに言えば、レズ、ホモ
というものは存在するのが当たり前です。なので、性別を肉体だけで考えるべき
ではなく、もっと広い視点に立って、男と女というものを考えるべきです。
江戸時代においては、男色、女色、すなわちホモ、レズといったことに対しては、
特別なことではなく、そういったことが普通の時代でした。
男・女を肉体的に判断することが強くなったのは明治以降のことであり、時代を
見てみれば、むしろ例外的なことです。
みなさんは、肉体-精神-魂という三つの身体においてどんな性別を持っていま
すか?
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