集中力と分散力

カウンセリングの中で、「集中力がなくて・・・」という相談を受けることがあります。
「分散力」という言葉は、私の造語ですが、「気配り力」と言っても良いです。
つまり、「集中力」というのは、自分が対象となる何かに対して、没頭する能力になるのですが、一方で「分散力」あるいは「気配り力」というのは、自分の周囲におきることに対して、意識を保つ能力ということです。
「集中力」がある人は、対象となる事柄に集中をすると、自分の周囲が見えなくなります。これが極端になると「をたく」と呼ばれる人になります。自分が興味を持つことができる対象には、すごく知識も経験も豊富ですが、それ以外の対象・分野には、まるで興味のない状態になります。
「分散力」がある人は、自分の周囲の状況に常に意識があるので、「気配り」のある人と呼ばれたりします。自分の周囲の状況が常に自分の意識の対象となるので、仕事的には多くの人を一度に対象とする接客に向いています。これは、「集中力」が強い人にはできないことです。「集中力」が強い人がこの仕事ををすると、目の前の一人に意識が集中してしまうので、他の人がほったらかしになってしまうことになり、総合的にはうまくいかないことになってしまいます。
この二つの力は、対立的な要素を持っているので、「集中」が得意な人と、「分散」が得意な人に分かれる傾向があり、両方を兼ね備えている人は少なくなります。
女性の場合は、「集中力」よりは「分散力」あるいは「気配り力」を持っている人の方が多く見られます。
「集中力」がないと嘆く前に、自分は「分散力」あるいは「気配り力」をどれだけ持っているのかを振り返ってみることが大切です。

コメント

  1. オリバナム より:

    こんにちわ。
    なるほど~と思いました。
    何事にも一長一短があり、いろんな角度から見ることが大事なんですね。
    元気がでました。

  2. みやた より:

    おぉ~、私はまさに分散力強し!です☆
    集中力がないことに悩んでいましたが、そういう考え方もあるのですね。
    欠点も考え方次第なのですね☆新しいアイデアありがとうございました。

  3. ミサト より:

    私は分散力ない、
    集中力タイプです。
    分散力欲しいですね。
    やりたいことが
    接客なので。