今現在読んでいる本がこちら。
この本を読み進めていたのですが、今朝突然頭の中が静かになって本来の(大いなる)自分に落ち着いている時間がどんどん長くなりつつあります。
これはこの本だけ読めばそうなると言うことではないですが、色々な体験や書籍を読んだり、自分自身で実験していったりしたことの、今現在のまとめとして読んでいるようです。
176ページとこの手のものとしては、比較的薄い本ですが一つずつ頭の中で必要のなかったものがそぎ落とされて行くといった感じで読み進めています。
ノンデュアリティ系の本としては、論理的な表現が多いのもちょうど合っている感じです。
本来の(大いなる)自分に落ち着いていると、風のない湖面、なめらかで鏡のような水面のような世界が自分の内面に広がって行きます。そこには、自由があります。それは制限や束縛から逃れる自由ではなく、私たちに初めから備わっていた、何の制限もない自由です。
それは、向かっていく場所でもなく、努力することで到達する場所でもなく、過去でもなく、未来でもない、「ただ在る」そのものであるということです。計画とか努力とか成長で得られるものではなく、本来の自分に備わっていたものであり、これまで一度たりとも無くしたことのないものです。
無くしたことはなく、ただそれを忘れてしまっていただけなのです。だから、それを想い出すことができるのです。
本来の(大いなる)自分にしばらく落ち着いていると、風のない湖面のような、何もない「空」からエネルギーが現れて来るのが分ります。このエネルギーは、自分が行うべき事に向かって前進するようなエネルギーになるので、自分の内面がとてもパワフルになり、やがてそれは自然な行動に繋がっていきます。
ノンデュアリティ系の本は、ただそれを読めば変化が起きるということではありません。そこに書かれているのは、あくまでも「ただ在る」への道案内です。大切なのは、道案内を読んで、自分で進んでいくことです。
書名: 生まれながらの自由
著者: ジャック・オキーフ
翻訳: 五十嵐香緒里
単行本: 176ページ
出版社: ナチュラルスピリット
ISBN-10: 4864511691
ISBN-13: 978-4864511698
発売日: 2015/6/26
Amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/4864511691/
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