※1/20 公式サイトを追記しました
※1/19 内容を編集・追記しました
この本は、ダイレクトパスの入門書です。
著者は悟る道(この本では、気づきという表現を使っています)としては、ダイレクトパスとプログレッシブパスの二つが存在しているとし、プログレッシブパスというのは、瞑想や修行などを通じて一歩ずつ悟りに近づいていく方法であるのに対し、ダイレクトパスはシンプルな実験(あるいは経験)を通じて直接的(ダイレクト)に悟る(この本では気づき)方法について語っています。
とてもシンプルな実験なので、本当にそんなので良いのかと思ったりするのですが、実際に経験してみるととても効果的であることが分ります。本の後半は、他のノンデュアリティ系の書籍と同じように、対話形式で理解を深めて行くというパターンになります。
この本の著者が哲学系の人ということもあり、いわゆるスピリチュアルな本ではなく、悟り(気づき)に直接向かうというのが特徴です。ラメッシやマハラジ、あるいはセイラーボブとは、異なった、しかもシンプルな切り口を見せてくれます。
私はこの本で、かなり進展することができました。
この書籍以外では、この本を翻訳された古閑さんのブログに記事がいくつかあるので、合わせて読むことをお勧めします。
あるいは、この本を買うかどうか迷っている人は、古閑さんのブログを読んでから決めても良いですね。
resonanz360 > グレッグ・グッドの翻訳記事一覧
http://resonanz360.com/2015/11/11/greg-goode-articles/
上記ブログには、今回紹介しているグレッグ・グッド以外にも著名なノンデュアリティのティーチャーの翻訳記事があるので、自分の気に入った人を探す手助けにもなります。
また、グレッグの公式サイトはこちら(英語)
Philosophical Education and Nondual Inquiry
http://www.heartofnow.com/
書名:気づきの視点に立ってみたらどうなるんだろう? - ダイレクトパスの基本と対話
著者:グレッグ・グッド
翻訳:古閑 博丈
出版社:ナチュラルスピリット
ISBN-10:4864511187
ISBN-13:978-4864511186
発売日:2014/5/20
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/4864511187
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