万座温泉 万座亭

温泉

木・金と一泊ですが、万座温泉に行ってきました。
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と、書くと、「温泉好きなんですねぇ」という反応が、カウンセリングとかで返ってくるのですが、正直なところ、好きで行っているのではなく、必要に迫られて行ってます。

こういう仕事をしていると、普通ではない疲れ方とか、エネルギー的に枯渇するとか、いろいろなことがあるので、自分の状態を回復するために良い温泉に行くことが必要になってきます。また、温泉で湯船に浸かって瞑想するのも、重要なことです。
以前、静的瞑想と動的瞑想というのを書いていますが、私の場合動的派になるので、じっとしている瞑想は苦手なのですが、良い温泉の場合はじっとしていることができるので、温泉は、瞑想という修行の場でもあります。
なので、本来なら、三泊四日以上の日程が望ましいのですが、今週は日曜日から色々とあって、やっとこの二日で行けたという状況です。

今回は、万座温泉の「万座亭」という旅館です。「日進館」の方が希望だったのですが、予約が取れなかったので、こちらにしました。
旅館としては、値段(1万円台で二食付き)を考えると、ほかのサイトの評価も高いですし、実際に行ってみた感想としても良い旅館だと思います。

ただ、私の場合は、あくまでも温泉の「湯力」重視なので、そういう意味からは、日進館を知っている分だけ、ちょっとマイナスなところがあります。万座の湯力としては、日進館の苦湯が一番という感じです。(といっても、この二か所以外はまだ行ってないのですが・・・)
万座は標高1800mと、車で気軽に行ける温泉としては、もっとも標高が高い場所の一つで、場が高い分だけ、エネルギー的にも澄んだ場所です。
観光地としては、宿とスキー場以外なにもない場所なので、一般の人にはすぐ近くの草津の方がおすすめです。

でも、雑踏から離れて自分をクリアにしたい人には、その何もなさがおすすめです。
ここの温泉は、基本的には活性系なのですが、高地ゆえのリセットの力もあります。
この両方を満たした温泉はなかなかなく、場のエネルギーということも含めて、私にとっては、とても良いパワースポットです。

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疲れを癒しに温泉に行くというのは、過去世において、武田の武将だったことも影響しているのかもしれません。

山梨地方には、信玄の隠し湯というのが、あちこにちありますが、過去世だったころを思い返してみると、良い温泉は武家も農民も一緒に浸かっていた思い出があり、なにも隠していたわけではありません。外敵に隠すのは当然ですが、領民に隠していたわけではありません。

その頃は、武家と農民とは明確に区分されていたわけではなく、戦(いくさ)がなければ、武家といえども、食糧を確保するために農に精を出しており、いざ戦となれば農家の人も助太刀に入ったりしていました。
そのため、武家と農民にはっきりした区別がないので、傷を癒す温泉も基本的には分け隔てなく利用していました。

これは、「人は石垣・人は城」という武田の基本思想を思い起こしてみれば分かると思います。

ただ、現代において温泉をアピールするには、「信玄の隠し湯」とした方が、いかにも効能がありそうなので、そういう言い方が使われていますね。

二日間の走行距離 約550Km

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