悟った後どうなる?

◆悟り・ノンデュアリティ

悟りとは、自分という存在が幻想に過ぎないことを体験的に知ることです。
全ては繋がっており、個別に存在できるものは何一つありません。

悟る前に、色々と想像しても、徒労に終わるだけです。
なぜなら想像している自分が幻想に過ぎないからです。
だから、悟りは思いもよらない経験になります。

そして、悟りを経験した後は、大別すると二つの道に分かれます。

(1)悟りに留まる

こちらは、色々な人が本を書いたりしているので、そちらが参考になります。
分りやすくてお勧めなのは、こちら↓。アイコン画像クリックで、以前の記事が読めます。

わかっちゃった人たち 悟りについて普通の7人が語ったこと
この本は、普通に生活している人が、悟りという意識のシフトについて、筆者のインタビューを元にした本です。 悟りという意識のシフトについては、特別の人にしか起こらないのではなく、普通の人にも起きるというのが、この本を読むとよくわかります。 悟り...

悟りを求めていた普通の人が、悟った後の生活について語っています。

(2)第二の人生が始まる

悟りに留まることなく、第二の人生が始まる人もいます。
場合よっては、悟りそのものを捨ててしまうケースもあります。
悟りのティーチャーが宗教家になるようなケースもあり、宗教家というのは悟りとは異なるものですが、第二の人生として宗教家を目指していると考えると分りやすいかもしれません。

第二の人生がどんなものになるのかは、悟った後で始めて知ることができます。事前に知っているようでは、第二の人生にならないからです。
悟った後の人生がどうなるか、事前に想像するのは無駄な努力です。

私自身は、以前にも書いてますが、これまでとは少し違う第二の人生が始まっており、悟り以前よりも「私」が強く出てきており、新しい視点で「私」の探究になっています。

悟りを人生におけるゴール地点と捉えている人が多いのですが、実際にその地点に立って見ると、まったくもってゴールでもなければ、到達点でもありません。それまでとは違った人生が新たに始まります。(大きく違うのか、少しだけ違うのかは人それぞれ)

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ここで聞かれるであろう質問が、「私が悟った後に、そこに留まるのかそれとも、第二の人生が始まるのか、どちらになるのでしょうか?」ですね。

悟ったら、その質問をしている「私」が消滅するのだから、その質問そのものが意味を失います。悟った後に、どちらになるかは必然として分ります。

 

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