スピリチュアルカウンセリングで色々な人を見ていると、人生における大きなターニングポイント(転換点)は45歳が中心になります。人によって多少前後しますが、全体を平均すると45歳が中心になります。
この転機は、肉体的な変化であり、精神的な変化でもあります。
肉体的には、人が生まれて25歳ぐらいまでは子供が大人になって行く過程であり、言わば成長期にあたります。25歳を過ぎると、成長期から安定期に入り、45歳くらいまでの間は体力的に充実した期間になります。
そして、45歳を過ぎると人は誰もが避けることのできない死に向かって身体は死ぬ為の準備を始めます。そのため肉体的には少しずつ衰えて行くことになりますが、 40歳代に入ったばかりの頃は、気持ちは30歳代のままなので、これまでのペースで物事を行おうとするのですが、どうも今までと違う、何か上手くいかない、失敗してしまう、ということになり、何か外的な要因で上手くいかないのではないかと考え込んでしまう人がいます。
外的な要因を知りたくて、スピリチュアルカウンセリングに来られるのですが、これは、外的な要因で上手くいかなくなるのではなく、肉体が変化しているので、これまでのようなペース・体力では出来なくなっていることに気が付く必要があります。
また精神的にも、30歳代では死というものは遠くにあるものであり実感が湧かないものですが、45歳を過ぎると人生の折り返し点に来るので、その先の死を意識することが多くなり、30歳代では、永遠に続くと思われていた人生の終わりが具体的に意識されるようになります。
そのため、肉体的にも精神的にも転換点になるということです。
コメント
なるほど!
いつもありがとうございます♪
> 姫 さん
スピリチュアル・カウンセリングに来られている方に、あまりにも当たり前な回答をするのはちょっと心苦しいところがあるのですが、事実を伝えることが大切なので、致し方ないですね。