カウンセリングをしていると、
私には、スピリチュアル(霊的)な能力は「あるんですか?」「ないんですか?」
という質問を受けることがあります。
自分の知的な能力・あるいは肉体的な能力の領域だと、自分の実力はどのあたりに位置するのかを把握しているのに、そうでない領域になると、自分の能力について「ある」か「ない」の両極になることがしばしば見受けられます。
人は、すべて霊的な存在なので、「ある」か「ない」かという両極ではありません。
全ての人に霊的な能力は存在しています。
ただし、その能力がどの程度になるのかは、人によって様々です。1から100で表すのであれば、誰でも1以上の能力はありますが、その人が今生で何を体験したいのかによって、10の時もあれば、80の時もあるわけです。
これは、高い方が偉いというわけではありません。人は何度も転生してきているので、10の人生を体験するときもあれば、80の人生を体験するときもあります。
その能力については、自分が肉体を纏うという体験を選択したとき、生まれる前に選択して、肉体に転生しています。
なので、能力があるかないかは、あくまでも今生における選択した体験に沿って持つものですので、あるから偉いというわけでもなく、ないから偉くないというものでもありません。
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