人には外界からの情報を取り入れる五感(見、聞、匂、触、味)があります。これらの感覚は肉体的なものですが、肉体の五感に対して、スピリチュアルな五感もあります。
つまり、物質を超えたエネルギーの世界にも五感があるということです。
スピリチュアルな五感では、
見えないものを見る(遠視、透視。リーディングとも言う)
聞こえない音を聞く(遠聴、霊聴。チャネリングとも言う)
匂わない匂いを嗅ぐ(霊嗅)
霊的存在を感じる(霊的触感)
食べないで味を知る(霊味)
といったことが可能です。
スピリチュアルな成長の過程においては、これらのスピリチュアルな五感のうちどれかが使えるようになってきます。どれが使えるようになるのかは、その人の個性によります。
私の場合は、スピリチュアルな五感はいずれも使えるようになっていますが、どちらかと言うと見る(リーディング)の方が使いやすいということがあります。
自分がスピリチュアルな成長を出来ているのかを判断する手段として、これらの五感能力を物差しにすることができます。
スピリチュアルな五感能力というのは、本来誰にでも備わっているのですが、分離的な体験をするために肉体を持った時点で、肉体的な五感の方が優位になり、スピリチュアルな五感は忘れられてしまいます。スピリチュアルな成長をするということと、スピリチュアルな五感を取り戻すということは同じことになります。
コメント
八雲さま
スピリチュアルな五感のうち視覚について、以前教えて頂いた後ろに目があるようなイメージで、後頭部に集中する練習をするのですが、なんとなく要領がつかめません。どうしても現実に目の前に見える風景に意識がいってしまうので、真っ暗な中で「頭の後ろの目」をイメージしたりします。なんというか「コツ」みたいなものはありますか?
> hiromiさん
目をどうしても使ってしまう場合は、目をつぶってみるというのも手ですが、一番良いのは、目で見る焦点をぼかす(あるいは、空中の何もない所に焦点を合わせる)が出来るようになることです。