この記事は、自分への戒めの為に書いているものですが・・・
「霊的能力」と「世界観」と「人格」はそれぞれ別の能力です。
(世界観・人格を能力というのはちょっと難点がありますが、あくまでも文脈で受け取って頂ければと思います。)
霊的能力:
霊的な世界を認知・感知し、それを表現する能力
世界観:
その人が持っている、この世界(およびあの世)に対する、知識・知見の広さ、価値観、ボキャブラリ
人格:
人としての有り様
これを、「霊的能力」を「仕事の能力」と置き換えてみると、分かりやすいと思います。
「仕事は出来るけど・・・」という人や「あいつは、狭い視野でしか見ていない・・・」とか、「性格がねぇ」
というのは、一般社会でよく言われていることですが、これは霊的な世界でも同じです。
時々間違っているひとに出くわすことがあるのですが、
「霊的能力が高いということは、世界観も広く、人格も良い」
ということではありません。むしろそうでない人の方が多いのかもしれません。
宗教戦争というのは、「世界観」において、自分の宗教しか認めないという狭い世界観の中に落ち込んでいるために起きることで、一神教の場合はそういったことになりやすい素地を持っています。
「世界観」ということで、思い出すのが、チベット仏教のダライラマ師が、伊勢神宮に参拝していることです。
ダライラマ師は、チベット仏教の指導者という立場にあるわけですが、他の信仰についてもきちんと敬意を持って認めているということです。
チャネリング・リーディングなど霊的な仕事を行っている者は、この3つの視点で常に自分自身を見つめ直し、それぞれを向上させて行く必要があると考えています。
コメント
こんにちは。
霊能者の方々のことはよくわかりませんが、
霊能力もサイキックな能力もなく、
また、スピリチュアルな知識がなく、宗教的な信仰のない人でも
目に見えないものを敬う、
人に対してあたかも神性があるかのようにかかわる人がいますね。
それは、過去生からくるものか、今生でのいろいろな体験を乗り越えられた
ためなのかはわかりませんが、ひっそりと謙虚に暮らしてらっしゃる方もいて、
今の自分と照らし合わせると本当に恥ずかしくなってしまいます。
はぁぷさん
ひとそれぞれなので、誰かと比較しなくても大丈夫です。