一つ前の、記事の、
怒りの源は、自分自身にある
冬至を控えて、心が揺れている人もいるかと思います。 心の揺れの中で、もっとも自分自身に対して破壊的なのが、「怒り」の感情です。 「怒り」という感情がどうして起きるのかを書いてみたいと思います。ただし、文字という限られた表現手段では、全ての状...
と関連して、早稲田大学院講師の西條剛央さんのツィートがとても良いので、引用させてもらいます。引用なので、誤字脱字があっても、そのままにしてあります。
※引用といっても、記事の中身はツィートがほとんどなので、ブログへのリツィートと言った方がいいのかもしれません。
「唯一の正しさの箱」に入ってると、自分以外の「正しさ」は認められなくなる。違う考えを認められなくなる。自分が正しいと思うたためには、自分の考え方以外は間違っていると思わなければいけなくなる。すると相手を蔑み、不毛な世界で生きなければならなくなる。ゆえに幸せに生きれなくなる。
ではどうすればよいか。自分は異なる考え方のひとを蔑む傾向があると思ったなら、「正しさの箱」「正義の箱」「優劣の箱」といったたぐいのメンタル箱に入っている可能性があるので、まずその箱を可視化して,その箱から出ると決意します。
次に、たとえば、世の中に起きるすべてのことを学びとしてとらえる「学びの箱」のように、自分にあった箱,自分が幸せに生きやすい箱を選んで(作って)入ります。すると自分と異なる考えの人を,なぜこのひとはこういう考えをするのだろう,といったように学びの対象になります(蔑む対象ではなく)。
そのほうが相手との関係性もよくなるし,自分の意見も聞き入れてもらいやすくなるし(相手に変わってもらえる可能性が出てくる)、何よりも自分が不毛な世界で生きなくてもよくなります。よいことしかありません。
よいことしかないことはする。誰も幸せにならないことはしない。そうしてシンプルに生きるひとが増える分だけ,世界はより平和になっていきます。久しぶりの(震災前はときどきやっていた)真夜中の役に立たない授業終わります。
引用元:
http://twitter.com/saijotakeo
早稲田大学院MBA講師。専門は心理学と哲学(構造構成主義)。仙台出身。
コメント
ちょうど八雲さんの記事と前後してたので、おもしろく読んでいました。
「怒り」に入る感情に「不安」とか「悲しみ」もある、という事も聞いたことがあります。
「怒り」は結構根深いものなので、慎重にならないといけないな、と思っています。